エロいよ、とは聞いていたけど。
それ以上にイラっとする内容だった。
タイトルは、ジョン・レノンのアルバムタイトルからきているみたいだけど。
てっきりダブル不倫の意かと思ったよ。
心も体も男の人に依存せずにいられない女。
この作品がいくつかの文学賞をとっているっていうのは
どうゆうところが評価されてなんだろうか。
イヤならさっさと読むのやめればいいんだどうけど。
なのに最後まで読んじゃうわたしもどうかと思うが。
それでも読んじゃうのはなんとなく気になる言葉たちが
あるからなのかな。
主人公の奈津が一度だけ寝たお坊さんの言葉。
「“あきらめる”という言葉は、
もともとは“明らかに究める”という意味から発しているんです。
悩み事に正面から向き合って、問題の本質を“明らかに究める”ことが
できた時に初めて、次に進むべき道が見えてくる。
何かを“あきらめる”ということはそういうことです。
決して、後ろ向きの言葉ってわけじゃない」
ほぼ官能小説だったけどね。
ふん。
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