陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たちが、
民族紛争に巻き込まれた一人の女性を救助したことから、
圧倒的不利のなか、絶大かつ凶暴な勢力と交戦することになる。
本屋大賞2015年の第5位の作品
本屋さんのPOPのおすすめ文を読んで気になったのがきっかけ。
もー恐ろしかった。
ソマリアの民族紛争、民兵
最初は12人いた自衛隊の空挺団が、あっというまに5人になっちゃって。
残った5人はもう誰も死んでくれるなーって
ドキドキしながら読んでた。
結局は、そうもいかず、最後は3人になっちゃう。
自衛隊は人を殺せるか、という触れがたい問題。
エンタメ作品ではあるけれど、民族紛争が今なお多数の犠牲者を
出しているっていうのは事実なんだよな、と思った。
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