原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

動きと重さが流れをつくる~2/19のダンスセラピーWS

2011-02-14 | ダンスセラピークラス/スケジュール
踊るのは苦手、という方には度々出会います。
でも本当は踊ってみたい、という方も。

自由に踊りたい、というのは
多くの方のとても素直な気持だと思います。
が、実際に動く場面になってみると
どう見られるのか、評価されるのだろうかという
無意識や自意識が働き、
のびのびと動きたい、という気持が
萎縮したり、緊張したりして
「思うように動けない」から苦手、と思ってしまうことが
よくあります。

動きたい、と欲する気持も大事ですが
動きを引き出すための微細な感覚に気づくこと、
そしてそれをていねいに育てることが
とても大切です。

まずは今の自分の身体の状態を感じること。
そして身体の重さに身を任せてみること、
重さの移動により動きが流れ出すことを体感します。
自我によらないダンスです。

情動を刺激して動きを引き出すことも
ダンスセラピーのひとつの方法ですが、
このWSでは身体の緊張を緩ませ、
脱力した状態をまず体験することで
身体のバランスを調え、
不必要な緊張とそれに伴う自意識を手放し
動きが出やすい状態に持って行く手法をメインに行うことが
圧倒的に多いです。

ある意味、整体的な動きであるともいえるかもしれませんね。
緊張を緩めることで、身体は自律的に調整の方向に向かいます。
上がりすぎたテンションが下がったり、
鬱々とした、籠った状態に風穴が空いたりします。

なかなか緩まず
できないときもあります。
何年かかっても分からないときもあります。
が、ふっとチカラが抜けてコツが分かるときもあります。

「『信じ』 の具体的なあり方が 『任せ』 であると言ってもよい」 (野口三千三)

ほんとうにまかせる、ということは
信じることなのですね。
コトバではなく、身体の底から。
体験することでしか分からないことです。


初めての方にもおすすめです。
何年もやっている方にも基盤としての身体に立ち返るベーシックなワークであり、
動きの基本です。
繰り返し繰り返し、身体に記憶して行きましょう。
風通しの良い、通りのいい心身であるために。



※内容は当日のグループの状態により変更することがあります


★準備いただくもの:動きやすい服装(靴は不要)

★場所・時間:2/19(土) 14:00-17:00

青山道場
  地下鉄銀座線「外苑前」駅下車。246を渋谷方向に歩き、ベルコモンズを右折。
  無印良品の先の眼鏡屋の角を右折。50Mほど歩くと左側に原宿教会、隣に
  黄色い壁がまぶしいブラジル大使館。その真ん前、福沢ビルB1。駅より徒歩5分。


★参加費:
 一般 5.000円  学生 3.000円
(お支払いは当日/学生証をご持参下さい)


コピー&貼り付け=======
ダンスセラピーWSお申込書(初めて参加される方用)

お名前:
参加日:
参加なさるうえでの興味、やりたいこと、気になっていることなど:
当日連絡のつくtel:

-コピーend======

※予約制 harakyon☆m02.itscom.net(☆→@)までどうぞ。


◆3月のWSスケジュール

 ヒーリングストレッチ&リラクセーション 3/6(日)千駄ヶ谷区民会館
 ダンスセラピークラス 3/19(土)青山道場


◆おまけのあとがき

六本木ヒルズの森美術館で小谷元彦「幽体の知覚」展を見ました。
立体メインの展示で
作品にとても動きがあり、見ていて飽きなかった…
あの作品と踊りたい、と思うものもあり。
じわじわよかった。

ヒルズの上にあるので、見終えて展望台からの景色も堪能。
トウキョウの街を見下ろしていると
すべてがミニチュアのように見えてきます。
スゴイ!と思うのですが、同時に
高層階に住んでいると感覚がおかしくなるというのも実感。
なんか、リアリティが薄くなるのですね。
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