原キョウコ ダンスセラピーラボ

ダンスセラピーという手法を通して心身の解放をサポートし、心と身体と魂をつなぐことを目標に、研究を重ねている場です。

シャーマン的日常へ 〜 1/8,9 神戸WSのおぼえがき

2017-01-21 | 首都圏以外でのワークショップ



1/8,9に一般社団法人「アーツ・コミュニケーション・ラボ」主催で
「シャーマン的日常へ」というWSを行なってきました。

いつもながら、終わってすぐに記事を書くのは難しく
やっと書けるかな、というタイミングでのアップです。
参加の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

終わってから参加の方々にいただいた感想も
どれもありがたく読ませていただきました。

昨年9月、大阪池田の○塾(わじゅく)にて「シャーマニズムって何?」というトークイベントを行いました。
古今東西、たくさんのシャーマンがおり
中には超越的な力を持った人も多くいたのだと思いますが
病との境界線の間でギリギリ踏みとどまって託宣をもらっていた方も多かったでしょう。
また、自ら神のように振舞ったり、その力を途中で失ったり、騙りをしていた者もいたことと思います。
(今のスピ業界の状況と同じく…)

白川静によれば「巫」の定義は「医/占ト/歌舞」であるそうです。
これが自分には一番しっくりきます。
今まで自分がやってきたこと、今やっていることそのものであるから。

今回の神戸WSも
初日は身体との対話をすること、イメージの中に身体を投げ込むこと、日常意識を外して延々と動くこと
二日目は声を出すこと、踊ることを長時間続けてきました。

シャーマンとは何か。
それは永遠の問いなのだろうと思います。
しかし、一つだけ自分が強く感じているのは
踊りの中に自分の投げ込むことができるかどうか。
その覚悟があるかどうか、ということと思っています。

今自分が行なっていることは
稽古を重ねて舞台で行なってきたことと
重なる部分は多少あるものの、
全く似て非なるものです。

たとえそこが深淵であっても
そこに行く必要を感じるならば身を投げ、
そして必ず戻ってこなければならない。
クライアントとともに。

かなりのエネルギーを遣います。
今回はやっとこうして振り返るまでに2週間…
毎年の女神山合宿の次くらいに、戻るのに時間がかかりました。

そしていつもながら、
多くの見えない存在たちが
バックアップしてくれるのを感じました。

見えないけれど感じるのです。
エネルギーが大きく動くときや大変な時は特に。

今回の神戸行きの前に
カードを引き、どうなるかというのを占ってみました。
一番上にある写真です。

左はRAINBOW。祝福のカードです。
真ん中は春分。再誕生の意味があります。
右は砂漠。ヴィジョンクエスト!

参加の方それぞれに、何かを持ち帰られたことと思います。

どうぞそれをわかりやすい「意味」に転換せず
自分の「理屈」に落とし込まず、
「問い続ける何か」、としてくださればと思います。
そして、持続する何かへ。



問い続けるからこそ踊るのであり
踊り続けるからこそ問うのである。
微かな光の下に。



アーツコミュニケーションラボのスタッフが当日の様子などの記事を書いてくださっているので、
それもリンクしておきます。

http://ameblo.jp/a-c-lab/entry-12237454169.html

http://ameblo.jp/a-c-lab/entry-12237722383.html

http://ameblo.jp/a-c-lab/entry-12238015086.html

http://ameblo.jp/a-c-lab/entry-12238999180.html

http://ameblo.jp/a-c-lab/entry-12239501215.html
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