『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
遠隔授業の質のコントロール
連休明けから<対面授業>と言っていた大学から一昨日メールがあり、
<遠隔授業>に踏み切りますと。
幾つかのマニュアルも添付されていた。
そのマニュアルに<日本一=にほん・はじめ>(仮名、その大学にちなんだ
名前)という<架空の>受講生が
入っていますと明記されていた。
な
る
ほ
ど
名案だあ!!
教務関係のセクションが<日本一>というダミーを使ってモニタリング。
この大学は、正直。
ポータルシステムを使い、受講生に資料が<正確に>届いているかどうか
を確認するため、が主たる目的であるが、ついでに授業内容の質も
モニタリングできてしまう。
こちらとしては、チェックがあろうとなかろうと、<できる範囲で
ラーゴムにやるだけ>だが。
悩ましいのが、授業担当者の<できる範囲>と受講生側の<できる範囲>
の按配が確認できないこと。
毎回出す<クイズ>の解答の質を見ながら、受講生側の出来る範囲を
見定めていこうと思う。
こういう軌道修正が必要だ。
このように考えると、遠隔授業の質の評価は難しい。
授業担当者が質を意識してフルスイングしても、受講生がさっぱり分から
なければ、三振となる。
授業担当者が、色々考えてバントした結果、受講生がフルスイングして
ほしいと思うかもしれない。
最も危惧するのが、<にほん・はじめ>を紛れ込ませていても、そのことを
情報公開しない組織。
管理的な大学の中には、そっと<そのようなこと>をやっているかも
しれない。
おー、こわ。
おこわ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« スウェーデン... | 高齢者福祉と... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |