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遠隔授業の質のコントロール

連休明けから<対面授業>と言っていた大学から一昨日メールがあり、

<遠隔授業>に踏み切りますと。

幾つかのマニュアルも添付されていた。

 

そのマニュアルに<日本一=にほん・はじめ>(仮名、その大学にちなんだ

名前)という<架空の>受講生が

入っていますと明記されていた。

 

 

名案だあ!!

 

教務関係のセクションが<日本一>というダミーを使ってモニタリング。

 

この大学は、正直。

 

ポータルシステムを使い、受講生に資料が<正確に>届いているかどうか

を確認するため、が主たる目的であるが、ついでに授業内容の質も

モニタリングできてしまう。

 

こちらとしては、チェックがあろうとなかろうと、<できる範囲で

ラーゴムにやるだけ>だが。

 

悩ましいのが、授業担当者の<できる範囲>と受講生側の<できる範囲>

の按配が確認できないこと。

 

毎回出す<クイズ>の解答の質を見ながら、受講生側の出来る範囲を

見定めていこうと思う。

こういう軌道修正が必要だ。

 

このように考えると、遠隔授業の質の評価は難しい。

授業担当者が質を意識してフルスイングしても、受講生がさっぱり分から

なければ、三振となる。

 

授業担当者が、色々考えてバントした結果、受講生がフルスイングして

ほしいと思うかもしれない。

 

最も危惧するのが、<にほん・はじめ>を紛れ込ませていても、そのことを

情報公開しない組織。

 

管理的な大学の中には、そっと<そのようなこと>をやっているかも

しれない。

 

おー、こわ。

おこわ。

 

 

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