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修論提出直前

4年間指導してきたシニア大学院生の指導もあと2回

となった。

昨日は土曜日であるが、授業とは関係なく2時間

<ボランティア指導>を行った。

 

135ページ、約20万字の修士論文。

 

この半年間は緊張の連続だったと思う。

間に合うか、間に合わないか。

指導するこちらも、ひやひや、ヒヤヒヤ、ドキドキ。

 

院生は、完成品を持参したが、あらためて全ページ

総チェックすると、形式的な不備含めて

15か所ほどある。

 

提出締め入り日に間に合わせて最終日に提出する

ことに。

 

11日が提出締め切り日と私の手帳に書いており、

院生も事務からの連絡でそのように理解をしていた。

このスケジュールについては二人とも何の疑念を抱か

なかった。

 

ところが当該の院生が気になって事務に確認したところ

10日であることが判明。

 

ジェ・ジェ・ジェーーー。

24時間前倒しーーーー。

 

当該の院生が気づかなければ、10日の提出ができず、

その結果<留年>するところだった。

コンサルティングの仕事が忙しいため留年できず

<中退>するところだった。

 

何故こんな院生の人生を左右する<修論提出日>の

誤情報が流れたのか。

 

ヒューマンエラーは身近なところでも発生する。

 

保育園のバス運転手の置き去りだけではない

ことを痛感した。

 

 

 

 

 

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