【4/25, 26の作業】 建具、1階屋根仕上げ(続き)
ドアと窓の担当1人ずつにアシスタントが1人の3人チーム。外壁仕上げ待った無しだったが、予定通り来たw。
海辺の家では、片開きの窓が搬入されてLさんが現場でどっちにする?と聞いてきて、上下逆にして調整した。今回は右も左も開く。
日本みたいな一体型のサッシではなくて、窓は窓だけ、網戸は後から別にレールをつける。窓枠との隙間がないので、左右どっちを開けると蚊が入るとかの問題はない。よくある網戸は窓の外に打ち付けるタイプで、どうせ打ち付けてしまうんなら窓全面につけちまえばいいのにと思うが、片面だけ。当然、打ち付けたりら外側の窓は拭けなくなる。窓10カ所でレールタイプは打ち付けタイプより1万ペソ高かったが、その価値はある。
さらにこだわりがあって、外側に付ける。普通は内側なんで、どうしてだ?こうやって網戸開けてこうやって窓開けてだぞ?云々と説明されたが、網戸を開けなくても窓を閉めたり開けたりできるようにしたい。そう説明したら、言われてみればそのほうが理にかなってると言われた。庇があるし、基本的には海辺のように風が強いわけではないので、窓は開けっ放しだが、真冬は開け閉めして調整する必要がある。で、真冬でも昼中は暑くなるので、蚊はいる。(逆に今のめっちゃ暑い時期には、暑すぎるし比較的乾燥しているのでいない。)
彼らがよく作るタイプの素材と形で、借家みたいな変な模様はつけないでくれとだけ言ってあった。玄関ドアを豪華にする人は多いが、出入りするだけのところを豪華にする理由って何だ? 来客のことを考えても、別に中でもてなせばそれで十分だと思う。相棒も私も、金持ちの家らしく見せるのは防犯上よくないと思っている。
重いので大変。モルタルを混ぜて運んだり三和土の高さを間違えてたりしてたもんだから、土台の上に固まった土を結構削らなければならなかった。
方立っていうんだったか、壁のドア枠がつく面に鉄製の丸棒(追記:よく見ていた相棒曰く、鉄筋を切ったの)を埋め込み、ドア枠を溶接してくっつける。高さと位置が合うようにアシスタントが外側からドア枠を支えてるのが大変そう。
ちゃんと付いたらこれを切って終わり。
2日目。
ちょっと開口部の形がいびつ(見た感じ、左右で高さが2センチくらい違う)で、アシスタントと2人で苦労していた。この窓のおじさんは、開き具合を何度も何度も試す。普通のメキシコ人だと、1回開けて開いたらOKとするから、すごく仕事が丁寧。
1階の屋根の上や貯水タンク周り(センサーなど)に難があったときに出入りする。普段は風通しのために開けておく。
二重開きにはできないそうで、網戸は引き戸タイプで、こちらは窓のおじさんの担当。
何か扱ってるかと思って聞いたら、すぐにチェーンを取り付けてくれた。チェーンなのでガーンッと閉まることはなくなるが、柱にコツンと当たることはあるので後でクッションテープでも貼る。
とにかく出勤も予定時刻どおりだし、仕事も丁寧(比較的ですよ)だし、とてもいいチームだった。アシスタントの若者は、夜はバイクでいろんな店の出前を請け負ってるらしい。村の中ならどこでも誰でも知っている、中華料理を売らないのか(こんな僻地の村では中華と日本料理の区別はつかないが、米国への出稼ぎ移民出戻りが多いので中華はよく知っている)、カラテを習いたい、などと話していた。
残り、家の中のドアは、既製品を買ってきて親方チームが取り付ける予定。
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