La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

スパーク

2024年01月21日 | ユカタン諸々

祭りが始まって、初日は「ウアノ植樹」という行事があるらしいと分かったが、雨が降ってたので行かなかった。正解で、村役場がFBに載せた写真を見ると非常に興味深いんだが、移動距離が結構あって、かつドロドロ道を雨の中進んだらしい。引っ越し荷物のほとんどは物置代わりの部屋にあり、傘なんか何処と知れず。来年、見にいく。

 植樹するためのウアノ。

うちにもいっぱい生えている木だが、その年の祭り用に選ばれた一本をどこかで切り出し、こうして担いでって、円形劇場の真ん中に植えた(実際は立てたというのが正しい)。佃祭りの大幟みたいでカッコいい。

次の日も天気はパッとしなかったが、村役場の前の公園に屋台が出てるので、パンを買いに行くついでに冷やかしに行った。

電線からスパーク!

が、近くまで行ったらこのとおりで、怖くて屋台には近寄れず。こんなスパーク、日本ではもうあまり見ないと思う。電線のどこか一ヶ所だけじゃなくて、あちこちから火花が飛んで、そのあちこちが移動しながらバチバチと音をたてる。電線の下の地面は水たまりだらけだし、いつどこかで切れて電線がムチのように踊るか分からない。怖かった。周りも怖がってたが、あれ、電気公社に連絡した人、いなかったんじゃなかろうか。

屋台は諦めてパン屋へ。

開店時間になったばかりで、お目当てのクリーム入りタイプをたくさんゲット。ブーディンというういろうみたいな食感のも、チーズケーキもゲットした。このパン屋は丁寧に作ってあって、本当に美味しい。

 袋の写真ですみません。

昔バヤドリという街で開業したパン屋が、商売を拡張して今は業務用スーパーになっている。ユカタン州内に15軒くらい展開している。隣のカンペチェ州にも支店がある。うまい具合に隣村にもあり、この辺の出前メニューに使う材料を売っている。出前メニューはある程度決まってるので、コストコみたいに一般消費者が喜ぶラインアップではないが、乳製品やマヨネーズなど、我々にも嬉しいものがすごく安い。そして、さすが元パン屋だけあって、粉類の充実してることといったら! メリダの大きめのスーパーの20倍くらい種類が豊富。あの数の粉類から選んだり使い分けたりしてるなら、パンも美味しいはずである。

 現場飯。

豚肉と玉ねぎを炒めたもの。生姜が効いてないけど美味しい生姜焼きみたいな味。一口食べた途端、ニホンジン2人は「懐かしい味がする!」と驚いた。味付けは塩コショウだけだと言う。よく思い出してみた結果、上手に作った野菜炒めで、要は旨味がある。さらに詳しく問いただした結果、ラードの味が決め手だと分かった。なるほど。

エダムチーズとハバネロのサルサ。

ケソ・デ・ボラというユカタン名物のエダムチーズにハバネロを加えたらしい。が、はっきり言って合わない。他のチリならクリームに合うかもしれないが、ハバネロには合わない。なんだ?どこのアホが作ったんだ?と思ったら、案の定、大勢にバカにされる…というか批判されていた。

ハバネロには柑橘類の汁!覚えておきなさいw



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