17日は村の祭りで休み、18日は雨のため休み。
【1/19の作業】 二階建て部分の床スラブのコンクリ打ち
今日コンクリを打つ部分を通る給水管の納まりを少し変えたので、PVC管を買いに。ついでに近日中に立てる電気の引込柱の材料も。ちjavascript:void(0)なみに壁面に飾ってある古いタイル、メキシコではよくある柄物タイルなんだが、渋い色使いはユカタンタイルの特徴です。
庇に太いPVC管を挿しておいて、あとから給水管を通す。
とっととコンクリ打ちに取り掛かるのかと思ってたら、なぜかまぐさの型枠に着手。おそらくついでにコンクリを打てないかと考えた親方の指示。
ベテラン3人と新人で組む。
残り時間を考えたのか、型枠は途中でやめたw。
若い衆が頭の上まで、足場の上の中堅がスラブまで、垂直移動。海辺の家と違って、親方が中堅から受け取り、ベテラン2人が打つとこまで運んで平すとこまで。
これも海辺のチームと違う。海辺はとにかく奥から少しずつ打ったエリアを広げていっていた。
まずは先っぽにコンクリを打っておく(当然ながら少しこぼれる)。時間をおいて少し固まったら平面にコンクリ。本日打ったコンクリが固まった後に、梁ごと切ってブロックの穴を埋めて仕上げるらしい。分かるような分からないような…なので、後日のお楽しみ。
上のベテラン(我々の子供くらいの年齢、つまり中年)はまだまだ元気だったのでそう言ったら、「奴らは学校出たばっかりだから」と笑っていた。
2枚目に注目。一番若いの(上に上がった黒Tシャツに赤いキャップ)がバテバテで、親方(バケツを運んでいる麦わら帽子)と交代した。みんな親戚一族のチームなので、できない奴でも切るわけにいかない。大事に育てるのであろう。
海辺の家のタラちゃんもすごかったが、垂直移動の中堅の筋力&持久力もすごい。きちんと片方の軍手も用意してきていた。なぜかアジア人っぽい顔のおじさん。とても優しい。最後の片付けまでてきばき動いていた。
ところで先日梁を上げたとき海老のセビチェを食べたんだが、本日、その日には来てなかった若い子が「上棟式のメニューは何かな?」と呟いたら、かわいそうにみんなが「海老だった」「美味かった」とバラしてしまい、
「ずるい!」
「来なかったんだからしょうがないw」
「また食べることあるよね?」
「あれは《前払い海老》だから、もうないw」とギャーギャー始まった。
セビチェは時々食べると聞いていたが、あの若い子のこだわりと、親方その他が嬉しそうに彼をからかっているのを見ると、やっぱり海産物にはたまにしかありつけないんだと思う。彼らにとって身近なのは、海辺の村で毎週のようにセビチェを食べてた年寄りガイジンが見たら真っ赤になって興奮しそうな本格土中焼きコチニータ・ピビル。あらためて、所変わればだなぁと思った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます