掘り作業4日目〜6日目
井戸じゃないけどつるべって言うのか?バケツを下ろして掘り出した土や岩を上げる。滑車が2個でラクだと自慢されたが、親方が言うように軽くなるわけはなくて、作業スペースが広い(穴の上に身を乗り出さなくて済む)からである。
ラクとは言われたが、当然、ラクな仕事のはずはない。炎天下で風も届かないところで掘っているのを見てかわいそうになり、借家から毛布を持ってきた。使っていないブルーシートがあったと思ったんだが、ボロボロになっていた。ちなみにブルーシートの寿命は、想像されてるほど長くない。震災か何かのとき、ずっともつと思っている日本人が多いのに驚いた記憶が…。メキシコ製なのを割り引くにしろ、屋外で使ってると(普通そうだが)結構すぐダメになる。
この白い地層は、井戸を掘っていたときに白い粉になってガンガン出ていた岩の層で、比較的柔らかい。ドリルが1秒に10センチくらい進む。それまでは見てるだけでも嫌になるほどだった。
いよいよ日光が届かない角度の深さまで。
柔らかい地層とは言え、中には別の岩も埋まってるというか成分が違う部分があるというか、とにかく固そうに見えるところもある。
深さ的にはまだ掘る予定だが、場合によっては横穴を掘って広げることもあるという。一応、容量は15㎥ の予定。風呂桶からの排水を考えて、通常の五割り増しにする。
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