La Ermita の記録

メキシコ隠遁生活の私的記録と報告
 @ユカタン半島。

岩屋

2023年12月16日 | 新築

【12/14 ,15の作業】 基礎、柱の鉄筋の準備、岩の搬入

 

 北東の角。

 東側の外壁の基礎。

  棟の下の壁の基礎。

基礎工事がどんどん進む。海辺の家では砂を掘っていく部隊が掘り終えたところから順に基礎を造っていってた(つまり、掘ってないところが残っている状態で基礎工事を始めていた)が、ここではエリアを大きく分けて各々が担当するので、あまり工程がバラバラしていない。

  内壁の位置の指定。

墨出しっていうのか?基礎の位置と幅の指定。

 

  太い鉄筋の曲がりを直す。

 柱の底になる部分を直角に曲げる。

  組む。

前日までに作ったフープを組んでいく。最初に2本の主筋に組む。針金で固定するところは、何度見ても興味深い。バールの曲ってる方を使って器用にくるくる回して締める。

 息子くん(一番右)も。

担当していたエリアの基礎を終えたようで、手伝いに来た。海辺の隣家の現場は、親方や年配者が言わないとサボる小僧が数人いたが、うちの現場は今回もそういう子はいない。Lさんに続いてヒルベルトにも、いいチームを紹介してもらって本当にありがたい。

主筋は、よく売られているアルメックスという商品じゃなくてもっといいやつだと聞いている。帯金は、やっぱり組まれたものを見てると前の家のより少し太い気がする。

  続いて残りの2本。

このチェックのシャツのおじさんは親方のお兄さんで、物静かで思慮深いタイプ。建設だけでなくマヤ語の質問なんかも、よくいるメキシコ人みたいに簡単に「そう!そう!」と言わず、ああ、その点ならこう…という感じでじっくり答えてくれる。

ちなみにこのお兄さんに限らず、来ている作業員はみんな家族。こないだルペ様の催しに呼ばれて行ったときにも思ったが、なにしろどの世代も子供が多い。村の中も、4分の1が中年、半分が若者、4分の1が子供といった感じ。年寄りはほとんどいない。いや、家の中にはいるんだろうけど、それにしても子沢山な一家に老人2人だから、絶対数が少ない。日本とは景色が違う。

 

 岩が到着。

これで7番目のビアへ(搬入単位=ピックアップ1台分)。それにしてもすごいピックアップ。我々がメキシコに来た頃は、メリダや海辺でもあまり新しい車は走ってなくて、30年落ちくらいのオンボロタクシーなんかも結構いたんだが、最近はあっちの方は新しい車ばかり。いや、懐豊かになってよろしいことなんだけど、やっぱりオンボロ車を見ると「おお、メキシコ!」と思ってしまう、ごめんよ、メキシコ。

 バックで入ってくる。

  岩を投げ下ろす。

買いにいったときに会ったマヤ語のおじちゃんじゃなくて、息子たち。ブロックより重いが、数が少ないのと天地など気にしなくて済む分、ラクに見える。いや、見えるだけで決してラクじゃないと思うけど。

 下ろし終えて帰っていく。

ついているナンバープレートは、2代前のものです。ユカタンではナンバープレートの更新が3、4年に1回ある。目的は防犯と、まぁ政府に金が入るように…ですね。州によって違うんだが、ここは車検とか重量税はない。このピックアップについているプレートはチチェン・イツァのピラミッドの絵が描いてある、前々期のものw。更新しないまま走ってる。田舎はゆるい。そういえばバイクも、ナンバープレートをつけてないのがすごく多い。



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