甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

福井と金沢その他の鉄道

2023年01月13日 18時31分55秒 | 鉄道のこと

 今回は、この冬に出会った鉄道車両を載せてみたいと思います。まあ、私は遅まきながらの鉄道好きオッサンでしたね。撮り鉄も、2004年のデジカメデビューからボチボチ始めた程度で、キャリアは浅いんですけど……。まあ20年やってれば、鉄道ファンだと言えるでしょうか。


 名古屋までは快速みえで行きました。車窓から四日市のコンビナートをながめるなんて、これも3年ぶりかもしれません。ホイホイ行けた昔がなつかしいけど、それはそれ、今は今、とりあえずコロナにならないように行って帰って来なくてはなりませんでした。

 3年ぶりっていう感慨もなく、コンビナート群が見えたら、もう旅気分ではありました。そして、そんなに長いとも感じないで名古屋駅に着きました。気持ちも浮かれていたんでしょう。



 名古屋からはしらさぎ5号、9:48am発でした。お天気はどうだったかな、くもりでしたっけ。それからどんどん雨になったり、雪になったり、北陸の冬を感じさせてもらったんでした。


 福井駅で途中下車して、駅前の恐竜オブジェと壁画を見ました。壁画はたくさんの恐竜が描かれていて、私にはよくわかりませんでした。とりあえず恐竜だな、という程度でした。


 福井からは九頭竜線に乗りました。この1両の車内の座席はみんな思い思いに座っていて、たくさんの人たちが乗るんだな、どこまで行くの? 少しずつ降りていくのか? 越前大野に着いたらガラガラなのか? と思ってましたが、全然お客さんは降りなくて、たぶん、6割以上のお客さんはそのまま乗り続けたことでしょう。その先に何があるのか、みんなはどこで降りたのか、それはわかりませんでした。


 越前大野の町は、行ったり来たりしたので、駅にも戻ってきたりしました。そうしたら、また下り線がホームに着いていました。どれくらいのお客さんがいたのか、それは見えませんでした。でも、それなりに乗ってたのかもしれない。


 翌日は、越前大野から勝山まではバスに乗りました。平泉寺白山神社から勝山駅まで歩きました。駅へつながるバスを見つけたのに、コミュニティバスで、その時は一万円しかなかったから、どこかでお店を探そうとしたって無理だから、もう諦めて「駅まで歩いて一時間程度だろう」などと不確かな推測を立て、猛然と歩きました。わりと時間がかかって、やっとえちぜん鉄道の勝山駅に着きました。これを時間のロスというのか、私らしい闇雲歩きというのか、とても奥さんを連れてだったら彼女が怒ってしまうような、無計画な歩きでした。

 しんどかったけれど、たっぷり勝山の町というのも感じました。よくぞまあ、トイレに行きたくならなかったものです。とはいっても、朝から何も飲まず食わずだったから、それも仕方なかったかもしれません。


 えちぜん鉄道は、女性の車掌さんがいます。それは知ってたし、電車も潤いになるし、彼女たちはしっかり業務を果たしているようでした。いつまで彼女たちがお仕事を続けられるのか、名物車掌さんも現れないか、話題にならないか、そんなことも考えつつ、えちてつ福井駅に着きました。新幹線のホーム・駅は来春には使うようになるから、何もかも新しくて、ピカピカな感じでした。


 これは福井から敦賀に向かう普通電車でしたけれど、新幹線が走るようになれば、こうしたJR西日本の電車は、別会社にさせられます。すべて自助努力で経営をやっていけ、ということになるそうです。そうまでして新幹線を大事にする、ということだろうけど、切り捨てられる方としては何ともやるせない。それが、日本の鉄道政策のようです。

 幹線は国のコントロール下に置く。地方路線は知らない。今まで作ってあげた鉄道を自分たちで活用せよ。他の地域とのつながりは、自分たちで何とかしろ、少し遠くに行く時は有り難い新幹線を使え、だなんて! 人の動きというものがわかっていません。何もかも効率的に動かせると思っているなんて! 人は闇雲で、無駄な動きをしたり、たまには普通電車でトコトコ行くのが楽しい、そういうのにいつまでも乗っていたい時がある、ということは切り捨てられるようです。人々が動く時は、経済的に動きなさい、ということなんでしょうね。

 だから、もう電車なんて乗らないで、自分のクルマで旅したくなるんだよ。今年の夏、もし東北に行けることがあっても、私は絶対にクルマで行くでしょう。もう決めています。新幹線でしか移動できない旅なんて、そんなのゴメンです!

 来春、北陸新幹線は敦賀までつながります。線路工事はほとんど終わっています。駅舎も万全です。試運転はまだしていないかもしれません。でも、敦賀に住む人たちは、北陸新幹線で時間とお金をかけて行くよりも、東海道新幹線に米原で乗り換えた方が時間もお金も安くなっているだなんて、だったら、何のための延伸か? もう、私にはわからなくなっています。


 金沢では、北陸鉄道の石川線に乗りました。始発の野町駅から終点の鶴来駅まで三十数分を十いくつの駅をクリアして走る路線でした。考えてみれば、駅と駅の距離がそんなにないので、十いくつあってもそれくらいの時間でいけるみたいでした。

 鶴来駅から、白山比め神社までバスが出ているということでしたが、それもよくわからないから、駅の地図にも出ていたし、歩いて行けるだろうって、往復二時間くらいこれも歩いてしまいました。何とムチャクチャな、外に出ると変なアドレナリンの出る私です。


 鶴来駅に、止まっていた電車は、来た時の電車と色が違っていて、私はこの都会的な顔も嫌いではないのですが、珍しさは、最初に乗った少し円い顔の電車だったかな。

 そんなこんなの北陸の鉄道旅ではあったんでした。乗り鉄でもあったんですね。確かに、そうかもしれない。これは小さい時から割と好きだったんだった。


 帰りは、金沢を15:19発のサンダーバード32号でした。大阪駅には18:09に着きました。実家には18:40くらいに着きました。乗り継ぎが良かったんだなあ。


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