大したお仕事もしないのに、時間が来れば夕方になります。
今朝はもう朝からキンモクセイの匂いに包まれていました。大きな木があって、小さなオレンジ色の花をつけるのだと思うのですが、同系列なのに黄緑みたいな花をつけている大きな木があって、あとしばらくしたらオレンジ色になるのか、それともそういう色なのか、確かめられるので、しばらく楽しみにしようと思うんですが、もうあたり一面に匂っていました。
キンモクセイの香りは不思議です。確かにキンモクセイは自然の仲間だと思うんだけど、何だか人工的な雰囲気もある。自然がこんな匂いを作るなんて、何だか信じられない、なんて思ってしまった。
この、よくできた匂い。甘い香りもする。トーストにつけたら、甘いお味が楽しめそうな、濃密な匂い。あたたかさも少しだけ感じる。匂いというのが本来は温度とは関係ないのかもしれないけど、寒くもなく暑くもなく、ちょうどいい感じで、ほんわかとした浮遊感がある。少しだけ温かさもある感じ。
そんな匂いを感じていたんです。うちのキンモクセイもそろそろかもしれない。去年は九月の早い時期に間違って咲いて、そのあと本格開花をしていたようですが、今年はちゃんと普通に今ごろ咲いてきたようです。
だから、秋はステキなんですね。栗も収穫されている。カキもそろそろ出始めています。このあたりは次郎柿というサクサクの柿で、切ってもらうと一つ一つがデザートか何かのように食べられます。あともう少し。みかんも知らない間に出回っていて、青いミカンから少しずつ黄色くなっています。青いミカンも結構おいしい。
私のくだものレポートになりましたね。何やってんだか。
そして、今日のお帰りに、最後の踏切で、つかまって、見事に鳥羽行きを撮りました。でも、スマホで撮ったからイマイチでしたけど、そんな秋の一日の終わりに、踏切で写真撮れた、そういううれしさで帰って来れました。
明日は、違うカメラを持っていきますか？ わからないなあ。面倒だから、持っていかないかもしれないな。気分やさんなんだもんな。
