今日はたくさんテレビを見てしまいました。今も21時まで出川哲郎さんの「充電させてもらえませんか」を見ていました。テレビ局によっては2時間ぶっつづけで放映するところもありますが、テレビ愛知は、20~21時の1時間に切っています。そして、その枠を前半と後半に分けて2回見たら1つのオンエア分が終わるという形態です。
そんなにまでして土曜の夕方の時間を確保しているのは自局で作ったローカル番組を流すためです。その番組のメインキャラクターはよしもとのCハラ某という人のようでした。そんなものよりも、出川さんの番組を2つに分けないで一気に見せて欲しいんですけど、それでこそ旅番組のテレ東の面目躍如なのに、ザンネンです。
朝は、少し外出していましたけど、家に帰ったら、ワールドシリーズの第1戦をやっていて、後半でまだ2-2の同点でしたか。それも大谷くんの活躍で同点になったみたいで、それは見なかったけれど、レギュラーシーズンと違って、ポストシーズンの試合は、競り合う試合が多くて、この日もお互いがしのぎを削っているところで、延長10回の表、内野ゴロの間にヤンキースが勝ち越して、2-3になってしまった。
私は、ドジャースもヤンキースも、どっちが勝ってもいいんですけど、ついメジャーじゃない方に加担したくなって、ドジャース頑張れ、という気持ちになって見ていたら、大谷くんはフライを打ち上げ、ああ、万事休すかと思っていたら、ツーアウト満塁というところで、フレディ・フリーマンというバッターが逆転満塁ホームランを見事にライトスタンドに打ち込み、試合はさよならでドシャースが勝ちました。これからももつれそうで、明日からも何だか楽しみになってきました。
戦力的には、ヤンキースが万全のようです。ドジャースはけが人はたくさんいるし、戦力的には苦しい部分がある。それをやりくりしてヤンキースの力を出させないのか、明日以降も楽しみではあります。
テレビをたくさん見ていたので、K明党の委員長だった人のコメントを聞きました。「連立政権こそが安定であり、みなさんの希望の受け皿になっています。野党には政権を担う指針も案も何もありません。」ということでした。これは図星というのか、野党は政権を担う準備も何もないのは確かだし、棚ぼたでもあり得ないのかなと感じました。
そしてR民党の委員長さんは、あいかわらず「政権交代こそ、最大の政治改革」というのをテレビコマーシャルで流していました。もう選挙CMはこれだけだったのですね。方針も語らず、ただ政権を私どもに与えてくれだなんて、なんて安易というのか、説明責任を果たしていないというのか、あり得ないことを口にしているとしか見えなかった。これでは、誰もこの党に投票しないでしょう。残念ではありますけど……。
ああ、テレビでそんなあり得ないことを掲げている。何をもってこの党に投票するのか。ここに投票すれば、どんなメリットがあるのか伝えていない。コマーシャルを見る限り、国民は「政治改革を求めているでしょ?」という意識のもとでメッセージを送っている。
私は、国民のほとんどの人はそんなことは求めていないと思う。政治に希望なんか持っていないし、せめて自分たちの暮らしが楽になるようにしてほしい。戦争の準備なんかしないで欲しい。どこかの国との軍事同盟なんて、そんなのもってのほかだ。政治屋なんて、もともととんでもない自分のことしか考えない人たちばかりだし、数のマジックばかりで何だかそれらしいことをしている。くらいの認識しかないのに、仰々しく「政治改革」を訴えている。こういうのを時代錯誤というのでしょうか。
夕方に見たJ民党のコマーシャルは、彼らの心のうちをコンパクトにまとめたもので、「国を守る」「生活を守る(これは言ってたかな?)」「〇〇を守る」式の、徹底して今の政権を守る。仲間内にはとんでもないヤツらをたくさん抱えているし、みんなひどい人たちばかりだけど、そういうのも含めて自分たちを「守る」という形のとてもシンプルなコマーシャルでした。
そうか、よくはわからないけど、今の私たちを「守って」くれるかもしれない、と思ったら、ついつい投票してしまうかもしれませんね。かくして、何もかも元の木阿弥です。のど元過ぎれば脱税・諸悪を忘れるで、今まで以上の好きなことをしていくのでしょうか。
本当に、日本の政治って、徹底的に内向きで、内側の論理で全てが進んでいる。世界はそんなのん気なことでは許してくれなくて、軍事同盟をちゃんと守れ! T湾は私たちの国の一部だ、だから占領する! 軍事同盟は大切だから、困っている仲間を助け、自分たちの武器も試してみる! お前のところの安いもの、土地も会社も、何もかも買い上げてやろう! お前のところの自慢の新幹線とやら、システムごと売りたいみたいだけど、そんなのは誰も買わない。もっと安くて確かなものを提供できる国はたくさんある! もっともっと世界の論理は、世界で各地を染みわたり、日本にもその波は来るでしょう。
日本は、すべて後手後手で対応するし、経済界だって、足腰はフラフラでしょう。なのに、政治は内向きで、「政治改革」が売り物になっている。
こんな状況ですから、私たちは、世界と同じような動きを、政治も経済も、人の流れも同じように向き合っていかなくてはならないのです。おカネだって、せめて海外並みの豊かさが欲しいし、安定した労働環境が欲しい。
なのに、すべては現状維持で推移し、耳あたりのいいヤツラだけがご立派な言葉だけを並べるのでしょうか。
明日、とりあえず選挙に行きましょう。何も変わらないかもしれないけど、若い人たちがもっと安心して生活できるような環境を作らなくちゃいけない。私も、何か努力したいのですけど、何ができるというんだろうね。