2010の９月、いつもと同じ夏

2010.9.11 Sat　朝　今日も晴れ、そして暑い。ほんの少しだけ秋

　のんびりした土曜日だ。家族みんなが予定がなくて、することがなくて、だらしなく朝を過ごしている。

　妻はいつもどおり洗濯やら、片付けやらあれこれ朝のすることをしている。ボクがいれば一緒に買い物に行くか、どこかへ出かけるかする。

　さて、自分はどうか？　この自分はいいかげんなものだ。何がしたいというわけではなく、ただくすぶっているだけだ。とりあえず父母のご機嫌うかがいに行こうかと思ったくらいだ。父の足腰も少し心配だ。どんな様子なのか、見に行きたいと思う。

　そして妻は、夫は不機嫌でくすぶっていて役に立たず、家事をしていると時間は過ぎていくけれど、どうなるものでもない。ただ昨日岩手のお母さんから荷物が届いて、岩谷堂羊羹（奥州市）と亀の子せんべいと卵麺が入っていて、そのついでに２１時から１時間くらい電話で話をしたというくらい。やっぱり妻も岩手のお母さんとの時間を大切に過ごしている（そんなの当たり前！）。

　じゃ、ボクも父母に会いに行こうかと思う。というのを、パソコンに打ち込みながら考えた。そうだ、その通り！　たまには実家へ行くのもいいかもしれない。来週の予定もないけれど、とにかく今日は大阪へ行ってみようと思う。

　もう９時半だから、電車で行こうと思う。電車でどこへ行こう？　じゃなくて、とにかく大阪へ行くことが大切なのに、行くとなると余計な観光心が出てしまう。それで肝心のことがおろそかになり、汗はかくし、何が大切だったのかぼやけるし、あいまいになってしまう。

　この自分のゲスなスケベー心というのは治らないと思う。ボクはずっとスケベー心を抱えたまま、いざ何かすると、本当ならそれ一筋でがんばればいいのに、ついあれこれ手を出してみると思う。ただし、なかなか何かするというのは年々億劫（おっくう）にはなっているので、スケベー心を発揮するチャンスは減っていると思う。

　というわけで、土曜日・何も予定が入っていない今日、電車で大阪へ行くことにする。スケベー心を抑えて、大切なことを少しずつ行っていきたいと思う。

　さしあたって、今大切なことは何か？　大阪の家族に会う。父の様子をうかがう。弟ファミリーに会う。くらいだろうか。あとは、特にこれをしなくてはならない、ということがみつからない。このままあれこれ欲を出さずに、できるだけ汗をかかずに済むように工夫して、遊びに行くことにする。



　何だかカラッポなんです。何だか調子悪いです。早く元気になってみたいけれど、毎晩お酒は飲んでますからねえ。

　反省しましょう。元気に過ごせるよう、今日、今から、せいぜいがんばります。



　いつもと同じように、庭にはルドベキアが咲き誇っています。セミもわんわん鳴いています。昨日は少し寒かったから、ひぐらしが鳴くのを聞いたけれど、今は日も出て来たから、クマゼミなのかなあ、元気に鳴いています。