山梨県には、県立美術館へ出かけて、ミレー展を見に行くのが目的でした。わざわざそのためにでかけたのですから、てっきり見るだろうと思っていました。
……朝の小淵沢駅
……小海線が2両で到着。お客さんは乗っていました。
甲府に着いたのは、11時ちかくだったでしょうか。少し迷いましたが、なんとか美術館にたどりつきました。けれども反対車線に駐車場に入ろうとする列ができています。私たちはたまたま反対側から来たので、止めるところも、止める行列にも並べません。そのままやりすごして、どこか適当なところに止めて、歩いていけばいいじゃないかと思ったのです。そして、適当なところは見つからず、甲府駅前に来てしまいます。駐車場を見つけて止めてみると、そこは市役所の駐車場でした。
「花子とアン」関連の展示がしてありました。馬車みたいなのが用意されています。ちゃっちい展示だなと思い、まあ、市役所の展示としては観光的な要素を取り入れて、努力している方かなと思い返し、どうするべきかと考えていると、しゃなりしゃなりとしたアラフォーくらいの女性が、馬車に乗ろうとしています。そして、その辺にいたオバサンをつかまえて、写真を撮ってと指示しています。まさか、こんなところで写真を撮るなんて、すごいなあと、少しビックリです。
さて、バスで美術館へ行くべきか、それともミレーはもう諦めるか、思案のしどころでしたが、わりとあっさりと諦めて、それなら亜硝酸塩無添加のワインを作っているところへ行ってみようと、勝沼をめざすことにしました。市役所から片側一車線の道をたどり、右往左往して、どうにか蒼竜ワインのお店にたどりつきます。
……蒼竜ワインのお店です! 日射しも出ていたので、ブドウとかプルーンが心配になりました。
……山梨のぶどう「ドルチェ」! 皮ごとパクリと食べました。
……まぼろしのプルーン「ケルシー」2ケで450円でした。
ネットでも買えるのだから、お店に行かなきゃ買えないモノを買えばいいのですが、下調べはしていなくて、試飲しておいしかったら買おうと決めていて、自分は飲めないので、妻に試飲してもらって、あれこれ試して、甲州ぶどうの白と、輸入果汁もブレンドしてある赤を2本ずつかいました。ついでにスパークリングワイン1500円というのも気になっていたのですが、4本買っただけで満足してしまい、欲しいと思った気持ちを抑えてしまいました。また、いつか来られるチャンスがあれば、その時に買いたいと思いました。とにかく、ウチはなるべく欲望は抑え気味でやりすごすことが多いんですね。
……蒼竜ワインで買ったもの。
……こちらは小淵沢駅前の久保酒店で買ったワイン!
……こちらは奥さんに試飲してもらったシャルマンワイン!
妻は100%果汁の一升瓶を買いました。かくして、山梨での大目的は果たせなかったものの、中目的のワインを買う。それも山梨のぶどうのワインを買うということを達成し、帰ることにしました。
中央道で帰るか、東名で帰るかというところで、富士山が見えるかもと思い、河口湖・鳴沢・朝霧高原・富士宮経由で帰ることにしました。
……鳴沢道の駅から富士山の方角を見る。
すると、またも富士山は見えず、なんだか少し不満の残る旅でした。
しかしまあ、これも人生のウチなんでしょう。とにかく思いを念ずるために、富士山の見える方角の雲を撮ってみました。見えたら見えたで、「ああ、富士山」とかなんとか言うだけだと思うのですが、見えないと見えることを期待してしまい、見えたらどんなに素晴らしいかと思うのに……。
……うっすら八ヶ岳!
そういう、見えない旅だったんですね。八ヶ岳も見え隠れしていたんですけどね。
富士山とミレーは隠れてしまった。残念でした。またどうぞです!
……赤芙蓉 老爺おだやかに商売す
……葡萄棚ばかりの迷路山梨県
……朝の小淵沢駅
……小海線が2両で到着。お客さんは乗っていました。
甲府に着いたのは、11時ちかくだったでしょうか。少し迷いましたが、なんとか美術館にたどりつきました。けれども反対車線に駐車場に入ろうとする列ができています。私たちはたまたま反対側から来たので、止めるところも、止める行列にも並べません。そのままやりすごして、どこか適当なところに止めて、歩いていけばいいじゃないかと思ったのです。そして、適当なところは見つからず、甲府駅前に来てしまいます。駐車場を見つけて止めてみると、そこは市役所の駐車場でした。
「花子とアン」関連の展示がしてありました。馬車みたいなのが用意されています。ちゃっちい展示だなと思い、まあ、市役所の展示としては観光的な要素を取り入れて、努力している方かなと思い返し、どうするべきかと考えていると、しゃなりしゃなりとしたアラフォーくらいの女性が、馬車に乗ろうとしています。そして、その辺にいたオバサンをつかまえて、写真を撮ってと指示しています。まさか、こんなところで写真を撮るなんて、すごいなあと、少しビックリです。
さて、バスで美術館へ行くべきか、それともミレーはもう諦めるか、思案のしどころでしたが、わりとあっさりと諦めて、それなら亜硝酸塩無添加のワインを作っているところへ行ってみようと、勝沼をめざすことにしました。市役所から片側一車線の道をたどり、右往左往して、どうにか蒼竜ワインのお店にたどりつきます。
……蒼竜ワインのお店です! 日射しも出ていたので、ブドウとかプルーンが心配になりました。
……山梨のぶどう「ドルチェ」! 皮ごとパクリと食べました。
……まぼろしのプルーン「ケルシー」2ケで450円でした。
ネットでも買えるのだから、お店に行かなきゃ買えないモノを買えばいいのですが、下調べはしていなくて、試飲しておいしかったら買おうと決めていて、自分は飲めないので、妻に試飲してもらって、あれこれ試して、甲州ぶどうの白と、輸入果汁もブレンドしてある赤を2本ずつかいました。ついでにスパークリングワイン1500円というのも気になっていたのですが、4本買っただけで満足してしまい、欲しいと思った気持ちを抑えてしまいました。また、いつか来られるチャンスがあれば、その時に買いたいと思いました。とにかく、ウチはなるべく欲望は抑え気味でやりすごすことが多いんですね。
……蒼竜ワインで買ったもの。
……こちらは小淵沢駅前の久保酒店で買ったワイン!
……こちらは奥さんに試飲してもらったシャルマンワイン!
妻は100%果汁の一升瓶を買いました。かくして、山梨での大目的は果たせなかったものの、中目的のワインを買う。それも山梨のぶどうのワインを買うということを達成し、帰ることにしました。
中央道で帰るか、東名で帰るかというところで、富士山が見えるかもと思い、河口湖・鳴沢・朝霧高原・富士宮経由で帰ることにしました。
……鳴沢道の駅から富士山の方角を見る。
すると、またも富士山は見えず、なんだか少し不満の残る旅でした。
しかしまあ、これも人生のウチなんでしょう。とにかく思いを念ずるために、富士山の見える方角の雲を撮ってみました。見えたら見えたで、「ああ、富士山」とかなんとか言うだけだと思うのですが、見えないと見えることを期待してしまい、見えたらどんなに素晴らしいかと思うのに……。
……うっすら八ヶ岳!
そういう、見えない旅だったんですね。八ヶ岳も見え隠れしていたんですけどね。
富士山とミレーは隠れてしまった。残念でした。またどうぞです!
……赤芙蓉 老爺おだやかに商売す
……葡萄棚ばかりの迷路山梨県