甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

ビワのあれこれ

2023年03月15日 07時22分27秒 | 草にうずもれて
 うちにはビワの地植えしたのが五つ、鉢植えが六つあります。全部タネを庭に放り投げて芽が出てきたものです。小さいのやら、数十センチになったのなど、いろいろありますけど、いったいいつになったら実ができるのやら、できないのやら……。 そう言えば、これまた放り出し芽がそのまま伸びたアボカドがありますけど、ミノムシをつけたまま冬を過ぎて、今は軒下ですけど、この夏には屋根を通り越す . . . 本文を読む

矛盾があればあるほど……

2023年03月14日 08時29分56秒 | わたしの好きな絵!
 司馬江漢さんは好きな絵描きさんです。でも、どうして好きなんだろう。そんなにキレイでもないし、細やかでもないし、不思議な世界ではあるの確かなんだけど……。(キーンさん)人間というのは、矛盾があればあるほどおもしろいですね。矛盾があれば、その人間が何かを考えているということがわかります。もともと朱子学なら朱子学を、そのまま伝えているような人物だったら、おもしろくもなんとも . . . 本文を読む

日本人と日本文化 1972 「宗教」

2023年03月13日 21時01分50秒 | 草にうずもれて
 1923とその前年に生まれた司馬遼太郎さんとドナルド キーンさんの対談の本を読みました。中央公論の嶋中鵬二さんという人にそそのかされて、五十代のお二人があれこれと話をされるというものでした。 私はおもしろかった。でも、例によって何にも頭に定着しないのです。すべて流されてしまう。だから、あわてて思いついたところをメモして、メモしたとたんに忘れてしまうけれど、何かのとっかかりにはなるだろうって、ブロ . . . 本文を読む

松阪市鳥瞰図・吉田初三郎作

2023年03月12日 09時25分45秒 | 松阪探検メモ
 いつ頃の作品なのか、詳しくはわかりません。私の住んでる町の昔の姿なので、うれしくて借りてきました。こんなになっていたのか、という気持ちです。 今とは少し様子は違います。でも、基本は同じ。地図だから鉄道や道路が描かれます。道路は今の方が細かいのやら、太いのやら、予想外のところがつながっているやら、いろいろな道があります。 鉄道は? 鉄道は、今の方が少ないし、細くなっている感じです。鉄道は、よその地 . . . 本文を読む

春のある日、何だか疲れている土曜の朝

2023年03月11日 09時02分28秒 | 一詩一日 できれば毎日?
 三月の三分の一が過ぎました。私はどんどん老化していて、昨日なんて自分のツバがちゃんとのみ込めなくてものすごいセキをしました。少し呼吸困難になりました。もっと激しかったら、そのまま死んでしまうのかも、とか思いました。 まわりのみなさんに心配されるくらいのひどいセキでした。 確かに、何でもかみしめないでゴックンしているので、のみ込むことに関しても日々鍛えていませんでした。いい加減に飲み下している。し . . . 本文を読む

岡本太郎展 at愛知県美術館 2023

2023年03月10日 20時08分24秒 | わたしの好きな絵!
 もうすぐ愛知県の展示も終わってしまいます。世の中的には、少しだけ岡本太郎ブームが起きたでしょうか。ほんの少しかな。 また、太郎さんの作品たちに会うチャンスというのは、東京の方に行かないと見られないかもしれませんけど、かなり私たちの生活の中に入り込んでいて、 「君はぼんやりとした日々を、気持ちを押し殺して生きていないか?」 なんて、問いかけてくれるところがありましたね。うっかりすると、私たちは漫然 . . . 本文を読む

独裁を拒否する方法、暴走を止める方法

2023年03月09日 20時28分04秒 | 私たちの社会・世界
 今回のロシアによるウクライナ侵略、それは伝統的な侵略の方法でおこなわれました。露骨でズサンな方法ではあるけれど、帝国主義的な、独裁国家ではよくやる手口だったのかもしれません。 侵略する相手のところに自国の手先を送り込み、相手の国の不安要素を広げ、いつでも侵略できるようにするのです。ウクライナ東部にどれくらいのロシア系住民が住んでいて、そこにどれくらいのロシア系の人たちが送り込まれたのか、地続きな . . . 本文を読む

外科室に遊ぶ娘

2023年03月08日 21時20分01秒 | 一詩一日 できれば毎日?
 石川節子さんという人がいました。啄木さんの奥さんです。その人の伝記を澤地久枝さんが書いておられて、時間をかけてやっと読んだのは去年でした。いつごろだったかな。それから、特に何も書けないまま、啄木とその奥さんという男と女を胸に刻みました。 というのか、啄木さんのイメージはそんなに変わりませんでした。啄木さんは、本当にどうしようもない小説家志望の人でした。どんな世界を描くというんだろう。本人が割と気 . . . 本文を読む

羽黒山つづき!

2023年03月08日 08時15分07秒 | 芭蕉さんの旅・おくのほそ道ほか
[これ、3/7の昨日書いたんですけど、下書きのまま提出したので2月のどこかに埋もれておりました。失礼しました。] 実は、月山に早く行きたいと気持ちは焦っていました。でも、なかなか行けなくて、自分の中でもモヤモヤしていました。とりあえず、その手前まではいこうと思います。 芭蕉さんは、羽黒山のお参りするところの少し南のお寺に泊めてもらっています。ちゃんと関係する人つながりでお山に入りました。この南谷を . . . 本文を読む

テス(1979)を見ていた秋

2023年03月06日 21時05分56秒 | だいたい映画、ときどきテレビ
 古い切符です。付き合って1年の彼女と新宿文化2という劇場で見ました。日付はいつなのか、調べないとわかりません。たぶん、秋じゃないかな。 ヒロインのナスターシャ・キンスキーさんは、この時は驚くくらいの美しさでした。こんな、ただキレイなだけじゃなくて、気が強そうで、意志のある、断固としたものを感じさせる女優さんって、初めて見る感じでした。ただキレイなだけじゃないのです。 それからしばらくしたら、ヘル . . . 本文を読む

京都鉄道博物館

2023年03月05日 16時01分30秒 | 京都のまちかど
 先日、京都鉄道博物館に行ってきました。それにしても、突然じゃないですか? 何か特別なことでもあったんでしょうか? ハイ、3月から入館料が1500円になるというから、シブチンの私としては1200円のうちに行っておきたかったんです。そして、これからはもう行かないことにします。よほどのことがない限り、絶対に行きません! 別に主義・主張があるんじゃなくて、ただ3回目はいいかなという、消極的な理由です。そ . . . 本文を読む

みんな誰かを愛している

2023年03月04日 05時59分51秒 | 俳句や短歌たまには詩
みんな誰かを愛していた。誰かのためなら、この命を投げ出してもかまわない。そんな気持ちで立ち向かった。大義、名分、そんなのは知らない。自分のために頑張る、なんていうことはあり得ない。自分なら、何のためにこんなことをさせられているのか、わからなくなっただろう。たぶん、毎日が苦痛で、やたら長くて寒くて、アホらしくて、味気なくて、自分がやっていることがどこにつながるのかわかりゃしない。自分は司令官じゃない . . . 本文を読む

みんなをつなぐ詩みたいなもの

2023年03月03日 03時59分11秒 | 本読んであれこれ
 昨日(3/2・木曜日)は風の強い一日でした。ずっと風が吹き続いていて、たくさん花粉も飛んだことだと思います。 私は、ほんの少しだけ風を浴びて、その時は何ともなく過ごせますが、体に付着した花粉にじわじわと締め付けられて、しばらくしたら落ち着くどころか、クシャミの連発になります。クシャミのあとは、しばらくはずっとハナかんで、ヒーヒー呼吸して、ふつうの人ではいられなくなります。そんな落ち着かない時間を . . . 本文を読む

御神木の花粉、有り難いやら悲しいやら

2023年03月02日 21時08分50秒 | 大和路を歩く
 何日か前、大阪の実家に行っておりました。1ヶ月ぶりくらいです。光はあふれていましたけど、うちの実家はあいかわらず寒くて、あまりよく眠れませんでした。まあ、最近はスヤスヤと朝まで眠るということはないのだから、どこでも同じです。朝までぶっ通しで寝るなんて、もうできません。 その帰り道すなおに家に直行すればいいのに、いつもの変てこなクセで、天理ICでおりて、南をめざし、どこかそうめんを食べさせてくれる . . . 本文を読む

80万人と500人と子どもたち

2023年03月01日 21時08分21秒 | 私たちの社会・世界
 埼玉の中学校に何者か、若い男が刃物を持って暴れていた! 60代の教員と他の教員が協力してこの若い男を取り押さえ、17歳の高校生であることが判明する。どうにか現行犯で止めることができた。ただ、つかまえられる時に抵抗したようで、60代の教員が何か所か刺されたそうです。大きなケガでなければいいけれど、その先生もキャリアの最終盤に来て、高校生に傷つけられたなんて、先生としてやるせないものを感じたことでし . . . 本文を読む