おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2012年版中小企業白書の「中小製造業の開業・廃業」をみましたが、今日から143ページの「競争優位に寄与している技術」をみていきます。
この図は、中小企業がどのような分野の技術を得意とし、他社との差別化を図ってきたのかを示すグラフです。
これを見ると、「多品種・ロット変動等への適応力」と回答する企業が最も多く約4割、次いで「納期短縮を実現する技術」と回答する企業が3割程度となっています。
他社との差別化を図るという観点で真っ先に挙がるのは「コストダウンを実現する技術」だと思いますが、これは4番目。
日本の企業らしさである「難度の高い加工を実現する技術」が3番目となっています。
つまり、消費の高度化と多様化、商品ライフサイクルの短縮化という外部環境を踏まえ、「高技術×安価」を基盤に「多品種×少量×短納期」に向けて並行して取り組んでいる様子が読み取れる訳ですね。
昨日は2012年版中小企業白書の「中小製造業の開業・廃業」をみましたが、今日から143ページの「競争優位に寄与している技術」をみていきます。
この図は、中小企業がどのような分野の技術を得意とし、他社との差別化を図ってきたのかを示すグラフです。
これを見ると、「多品種・ロット変動等への適応力」と回答する企業が最も多く約4割、次いで「納期短縮を実現する技術」と回答する企業が3割程度となっています。
他社との差別化を図るという観点で真っ先に挙がるのは「コストダウンを実現する技術」だと思いますが、これは4番目。
日本の企業らしさである「難度の高い加工を実現する技術」が3番目となっています。
つまり、消費の高度化と多様化、商品ライフサイクルの短縮化という外部環境を踏まえ、「高技術×安価」を基盤に「多品種×少量×短納期」に向けて並行して取り組んでいる様子が読み取れる訳ですね。