おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「中小企業の技術・技能人材の年齢構成」をみましたが、今日は2012年版中小企業白書151ページの「若手の技術・技能人材が採用できている要因」をみていきます。
第3-1-12図では、技術・技能人材の年齢構成がベテラン中心となっている中小企業では、若手の技術・技能人材を、計画通りに採用できていると回答する割合が低く、若手の技術・技能人材を十分に確保できていない実態が読み取れます。
しかし、中小企業を取り巻く若手人材の採用が厳しい中にあっても採用できている要因を示したものが上図です。
これをみると「景気後退に伴う雇用情勢の悪化」と回答する企業が最も多い一方で、「大学、高校等とのつながりを強化」と回答する企業が約3割、「ものづくりの魅力を伝える取組」と回答する企業が2割を超えています。
つまり、ものづくり中小企業が苦手とするマーケティングによる能動的な取組が奏功し、若手の技術・技能人材を採用できていることが分かります。
昨日は「中小企業の技術・技能人材の年齢構成」をみましたが、今日は2012年版中小企業白書151ページの「若手の技術・技能人材が採用できている要因」をみていきます。
第3-1-12図では、技術・技能人材の年齢構成がベテラン中心となっている中小企業では、若手の技術・技能人材を、計画通りに採用できていると回答する割合が低く、若手の技術・技能人材を十分に確保できていない実態が読み取れます。
しかし、中小企業を取り巻く若手人材の採用が厳しい中にあっても採用できている要因を示したものが上図です。
これをみると「景気後退に伴う雇用情勢の悪化」と回答する企業が最も多い一方で、「大学、高校等とのつながりを強化」と回答する企業が約3割、「ものづくりの魅力を伝える取組」と回答する企業が2割を超えています。
つまり、ものづくり中小企業が苦手とするマーケティングによる能動的な取組が奏功し、若手の技術・技能人材を採用できていることが分かります。