おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「労働災害などの発生状況」をみましたが、今日からものづくり白書第2章「我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」をみます。
白書を要約すると、2000年前後にサプライサイドとマーケットサイドの構造が極めて急速に変化したことから世界のものづくり産業の競争環境は一変したが、我が国の多くのものづくり企業はこの変化に対応できなかったことが、ものづくり産業が直面している今の課題であるとあります。
サプライサイドでは、製品のデジタル化、モジュール化による単なるものづくりから得られる付加価値の急速な低下がみられ、一方、マーケットサイドでは新興国市場における中間層の爆発的増加がみられます。
このような状況下を追い風とする企業の代表例がapple社とホンハイ社ではないでしょうか。
前者は付加価値を確保する仕組みを構築した上で、後者に対して生産の大規模化によるスケールメリットを求め、膨張する新興国市場のシェアを一気に奪うというビジネスモデルです。
白書はこれらの成功例は、我が国ものづくり産業が目指すべき方向性について、一定の示唆を与えると記載しています。
どのように示唆を与えるのか、明日から読んでいきます!
昨日は「労働災害などの発生状況」をみましたが、今日からものづくり白書第2章「我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」をみます。
白書を要約すると、2000年前後にサプライサイドとマーケットサイドの構造が極めて急速に変化したことから世界のものづくり産業の競争環境は一変したが、我が国の多くのものづくり企業はこの変化に対応できなかったことが、ものづくり産業が直面している今の課題であるとあります。
サプライサイドでは、製品のデジタル化、モジュール化による単なるものづくりから得られる付加価値の急速な低下がみられ、一方、マーケットサイドでは新興国市場における中間層の爆発的増加がみられます。
このような状況下を追い風とする企業の代表例がapple社とホンハイ社ではないでしょうか。
前者は付加価値を確保する仕組みを構築した上で、後者に対して生産の大規模化によるスケールメリットを求め、膨張する新興国市場のシェアを一気に奪うというビジネスモデルです。
白書はこれらの成功例は、我が国ものづくり産業が目指すべき方向性について、一定の示唆を与えると記載しています。
どのように示唆を与えるのか、明日から読んでいきます!