おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「主要産業の営業利益の対前年比」をみましたが、今日は48ページの「我が国ものづくり産業と工業化する新興国との競合激化」をみます。
今、シャープをはじめ日本のものづくり産業が苦戦していますが、その直接的な原因は、円高、原料価格の高騰、東日本大震災、タイ洪水によるサプライチェーンの混乱、欧州債務危機による市況悪化など経営環境の悪化によるところが大きい。
そして、日本のものづくり産業が直面しているもう一つの要因が新興国との価格競争の激化である。
この図は、液晶パネルとDRAMの価格を示したグラフですが、欧州債務危機等による世界市場の縮小で、製品単価の下落が一層急激なものとなっており、LGが▲577億円、サムスンが▲393億円と営業利益を悪化させていることが分かります。
つまり、製品単価の下落によるダメージを受けたのは日本のものづくり企業だけではなく、韓国メーカーも大きく収益性を悪化させているということです。
では、誰が勝っているのか?明日、みていきます!
昨日は「主要産業の営業利益の対前年比」をみましたが、今日は48ページの「我が国ものづくり産業と工業化する新興国との競合激化」をみます。
今、シャープをはじめ日本のものづくり産業が苦戦していますが、その直接的な原因は、円高、原料価格の高騰、東日本大震災、タイ洪水によるサプライチェーンの混乱、欧州債務危機による市況悪化など経営環境の悪化によるところが大きい。
そして、日本のものづくり産業が直面しているもう一つの要因が新興国との価格競争の激化である。
この図は、液晶パネルとDRAMの価格を示したグラフですが、欧州債務危機等による世界市場の縮小で、製品単価の下落が一層急激なものとなっており、LGが▲577億円、サムスンが▲393億円と営業利益を悪化させていることが分かります。
つまり、製品単価の下落によるダメージを受けたのは日本のものづくり企業だけではなく、韓国メーカーも大きく収益性を悪化させているということです。
では、誰が勝っているのか?明日、みていきます!