おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は「最高級というブランド戦略」をみましたが、今日は「クリエイターの創作意欲との共存」をみます。
この写真はクリプトン・フューチャー・メディア(株)が2007年に発売し、グーグルのCMにも採用されたことで話題となった「初音ミク」です。
一見ものづくり白書とは無縁な彼女ですが、その背景には日本のものづくりを代表するヤマハがあります。
ヤマハ(株)が開発した「VOCALOID(ボーカロイド)2」は、いわば「歌声のシンセサイザー」であり、これを使うことによりボーカルまで含めた楽曲をクリエイターが一人で創作できるようになったことが技術的背景にあります。
またこの「初音ミク」キャラクターは非商用利用に限って事実上無償で開放することでyoutube等の動画サイトで世界中から投稿されるようになっています。
つまりキャラクターの知名度が上がるほどそれを支える技術が注目されるようになっていることから、今後ものづくり企業は技術を押す「プロダクトアウト」ではなく、何ができるかという「マーケットイン」の必要性を感じさせる好例と言えますね。
昨日は「最高級というブランド戦略」をみましたが、今日は「クリエイターの創作意欲との共存」をみます。
この写真はクリプトン・フューチャー・メディア(株)が2007年に発売し、グーグルのCMにも採用されたことで話題となった「初音ミク」です。
一見ものづくり白書とは無縁な彼女ですが、その背景には日本のものづくりを代表するヤマハがあります。
ヤマハ(株)が開発した「VOCALOID(ボーカロイド)2」は、いわば「歌声のシンセサイザー」であり、これを使うことによりボーカルまで含めた楽曲をクリエイターが一人で創作できるようになったことが技術的背景にあります。
またこの「初音ミク」キャラクターは非商用利用に限って事実上無償で開放することでyoutube等の動画サイトで世界中から投稿されるようになっています。
つまりキャラクターの知名度が上がるほどそれを支える技術が注目されるようになっていることから、今後ものづくり企業は技術を押す「プロダクトアウト」ではなく、何ができるかという「マーケットイン」の必要性を感じさせる好例と言えますね。