中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外国人が延べ宿泊者数全体を押し上げている!!

2018年12月02日 07時33分32秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」45ページ「コラム図表Ⅰ-5-2 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率への国・地域別寄与度」をみましたが、今日は45ページ「コラム図表Ⅰ-5-3 都道府県別延べ宿泊者数の伸び率の日本人・外国人別寄与度」をみます。

下図について白書は、2017 年(平成 29 年)の都道府県ごとの延べ宿泊者数全体の伸び率(前年比)を日本人・外国人別に寄与度分解すると、大半の都道府県で外国人はプラスに寄与しており、延べ宿泊者数全体を押し上げている、とあります。

白書は、九州地方の大分県・佐賀県以外の各県は、日本人、外国人双方とも増加し、延べ宿泊者数全体が増加している。他方、東京都、京都府、大阪府、岡山県、大分県及び沖縄県は、日本人の減少を外国人の増加が上回り、延べ宿泊者数全体をプラスに押し上げている。

また、日本人が減少した影響で延べ宿泊者数全体ではマイナスとなっているが、佐賀県、石川県、広島県等のように、外国人の増加が延べ宿泊者数全体の減少を緩和している県もみられる。

他方、東北地方は全ての県で外国人が増加しているが、福島県以外の各県は日本人の減少の影響が上回り、全体でマイナスとなっている。

今後も訪日外国人旅行者数が拡大していけば、地方部の延べ宿泊者数全体の押上げにつながり、地域経済の活性化への影響度がますます高くなっていくことだろう、とあります。

日本人が来ないからと言って外国人に方向転換するではなく、日本人で成功したノウハウを外国人に転用し拡大していく、このようなスタンスが全体を拡大させることになるのでしょうね!!

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外国人観光客の伸びは、県ごとに特徴がある!!

2018年12月01日 05時27分26秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」44ページ「コラム図表Ⅰ-5-1 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率」をみましたが、今日は45ページ「コラム図表Ⅰ-5-2 都道府県別外国人延べ宿泊者数の伸び率への国・地域別寄与度」をみます。

下図について白書は、地方ブロックごとあるいは管内各県ごとに特徴がみられる。例えば、東北地方はいずれの県でも台湾が大きく伸びている。全国で最も伸び率の高い青森県は、東北地方共通の台湾の伸びに加え中国がそれ以上に伸びていることが理由としてあげられる。

九州地方は地方全体でみると韓国の寄与が最も大きいが、宮崎県と鹿児島県は香港の寄与が最も大きいなど、北部・南部での傾向の違いもみられる、とあります。

青森県が中国人、宮崎県や鹿児島県が香港人の観光客誘致に成功しているのは、こうやって読むと偶然や幸運のように感じますが、恐らく、行政を中心としたPR活動による必然なのでしょうね。

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