中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

旅館が外国人の取り込みで改善している!!

2018年12月23日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」91ページ「図表Ⅱ- 33 延べ宿泊者数に占める外国人旅行者のシェアの変化」をみましたが、今日は92ページ「コラム図表Ⅱ-2-1 客室稼働率の変化の要因分解」をみます。

下図について白書は、外国人の利用客室数の増加は、稼働率の変動に対して+6.4%ptの寄与となり、日本人の利用客室数の増加の寄与+0.5%ptを大きく上回っている。この間の訪日外国人旅行者数の増加が我が国の宿泊施設全体の稼働率の上昇に大きく寄与していることがわかる、とあります。

客室供給数増減の寄与は▲0.8%ptと供給増がやや稼働率の低下に寄与している。この要因分解をより詳細に、イ)旅館、ロ)リゾートホテル、ハ)ビジネスホテル、ニ)シティホテル、ホ)簡易宿所、へ)会社・団体の宿泊所ごとに日本人利用客室数増減、外国人利用客室数増減、客室供給数増減に分解した。

これによると、外国人のビジネスホテルの利用客室数増加の寄与が+3.3%ptと最も高くなっており、次いで日本人のビジネスホテルの利用客室数増加の寄与が+2.0%pt、外国人のシティホテル利用客室数増加の寄与が+1.9%ptとなっている。

日本人はビジネスホテルがプラスに寄与したものの、旅館が▲1.0%pt、シティホテル▲0.9%ptとマイナスに寄与し全体で+0.5%ptの寄与に止まった。また、旅館の客室供給数減少(稼働率上昇要因)が+1.8%ptと稼働率の上昇に寄与した、とあります。

やはり日本の旅館は外国人観光客の取り込みで改善していることがわかりますね。温泉や料理によるおもてなしで更なる上昇を狙っていきたいですね!!

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