江戸の天文学者・安井算哲、
800年の歴史をひっくり返す。
冲方 丁(著)
爽快!!の一言に尽きる作品です。
読むことが止められない。
この数日間、睡眠不足です(笑)
主人公の安井算哲、でありながらの渋川晴海くんが良いのです。
なんのてらいもなく、淡々と飄々とした姿が。
そして彼を取り巻く全ての人びとが、これまた素晴らしい。
天文学も暦もほとんどわからないけれど、読み進むうちにちょっとだけ興味を持ったかな?なんて(笑)
この秋には映画も公開されるのだとか。
晴海役は岡田准一くん、これは良いとしてだな、
妻役が宮崎あおいさん?…これは残念。
「神様のカルテ」の「はるさん」みたいな感じ?
もういいわね(笑)
確かに読みながら「神様のカルテ」っぽさを感じたけど。
うん!そうだ!
筆致が似ているのだ!
今、気づいた!(笑)
宮崎あおいさん、
嫌いじゃないけど、役柄が固定されたみたいで。
いつも、聡明で闊達でいながらも控えめで・・・そうした役柄ばかりでかわいそう。
宮崎さんが出演、と聞いて、「天地明察」ちょっとがっくり。。。
でも、他の役者さんが素晴らしい!
私が読みながら勝手に想像していた人物像とほぼピッタリ!
オススメの一冊です!