伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

2014年 新年のご挨拶

2014-01-03 02:22:55 | 日記
あけましておめでとうございます。

晴れやかな気持ちで新春を祝っていたのは、遠い昔のような気持ちだ。
昨年、安倍政権の強行採決により特定秘密保護法が強硬採決され、日本版NSCとあいまって、日本は戦争のできる国へ踏み出したようだ。
次に狙っているのは共謀罪。

原発はすでに特定秘密に入れられているようだ。
少なくともIAEAと交わした覚書では秘密扱いとなっている。

東京新聞の記事(12/31)によると↓

「IAEAと秘密指定条項 福島、福井 共有情報非公開に」

 国際原子力機関(IAEA)と福島、福井両県が結んだ相互協力の覚書に、IAEAか県か一方が要求すれば、共有している情報を非公開にできる条項が含まれていることが分かった。
この条項については、県議会でも問題視されず、「特定秘密保護法の先取りにつながるのでは」という批判の声もある。

 IAEAとの覚書は、福島県が昨年十二月、福井県が今年十月にそれぞれ交わした。

 福島県では、除染や放射性廃棄物の管理については県、放射線による健康影響調査については県立医科大がIAEAと締結した。
覚書の詳細として「実施取り決め」文書があり、文書には「他方の当事者によって秘密として指定された情報の秘密性を確保する」と記された条項が含まれていた。

 福井県でも原子力分野の人材育成に関してIAEAと協力を結んだが、その覚書にも秘密指定の文言があった。

 両県とも、現段階で秘密指定された情報はないとしているが、事故情報や測定データ、子どもの甲状腺がんなどについて、県側かIAEAが、「住民の不安をあおる」などとして秘密指定すれば、その情報は公開されない恐れがある。

 覚書の調整を担った外務省の担当者は取材に「国際的な交渉ごとなので、日本とIAEAのどちらが秘密指定条項を求めたかは言えない」としている。

 ただ、両県の関係者によると、IAEAには各国の行政機関と覚書を交わす際、秘密指定の文言を盛り込む規則があるという。

 IAEAはチェルノブイリ原発事故で「被ばくによる健康の変調はなかった」との報告書をまとめている。

 福島原発告訴団の武藤類子団長は「IAEAはチェルノブイリの健康影響について情報隠しをした前例がある。
福島も二の舞いになるのでは」と懸念している。

おわり********************************

私たちの知る権利どころか、生きる権利までないがしろにする特定秘密保護法の廃案を求めていかなければならない。

と、今年の年賀状はとてもクラ~イものになってしまった。



庭の白南天がたくさん実をつけたので。
母の形見です。
















なんと「振り込み詐欺」リストとは 

2013-10-27 08:57:08 | 日記
議会質問での「個人情報管理問題」を通信の記事にするため、調べていたところ、
なんと、警察から電話がかかってきた。

振り込め詐欺のリストに我が家の電話番号があったとのこと。

現在、千葉県警では、注意喚起の電話作戦を展開中で、
「変な電話がかかってくるかもしれません。
気を付けてください。」
とのこと。

在宅していれば、いろいろな電話がかかってくるが、振り込め詐欺のリストにまでのっていたとは・・・。

確認のため、こちらから警察に電話で状況を教えていただく。

今被害が出ているのは、返還金詐欺。
市役所からの連絡として、
「余計に徴収してしまったので返還したい。
それには指定する口座番号に確認のため○○円振り込んでほしい。
その分も含めて返還します」
というものらしい。

落ち着いて考えれば、そんな連絡あるはずないのだが、まして、
「確認のため振り込め。なんて、おかしいでしょ」
って突っ込むところだが、引っかかってしまうらしい。

普通のオレオレ詐欺もあるのだが、手が込んできて、
仕掛けてくる前に
「携帯の番号かわったよ」
と知らせてくるそうだ。
何日か後におもむろに、オレオレと掛けてくるらしい。

「どんな情報がリストにはあったのでしょうね」と食い下がったのだが、
さすが、お巡りさん。
相手はこちらの情報を掴んでいないと考えて、こっちから情報提供しないように、と教えていただいた。

こちらから
「あら、○○ちゃん。元気?」
等と言おうものなら、
○○という子がいるのか。
同居していないんだな。
と、これだけでも敵に情報を与えてしまっている。

決してこちらから何も言わないように、とくぎを刺された。

このことを周りに話すと、
「そうそう、そんな電話あった、あった」
と複数答えたところをみると、軒並みなのか・・・。

はじめは息子と間違えて話していたけど、なんだか変なので、
「声が違うけど」
と言うと、
「風邪ひいてるんだ」
と言われ、それでも問いただすと逆切れして、捨て台詞を残して切ったそうな。
撃退したはずなのに、本人は最後まで半信半疑だったとのこと。

これが、母性なのかもしれない。
人間の本能を逆手に取ったマニュアルがあるのだろう。

冷静に考えれば、しないようなことをしてしまうのが、人のサガ、敵の思うつぼ。

気をつけます。



子育て真っ最中 

2013-06-15 16:12:17 | 日記
畔田谷津を守る会 坂本文雄さんから鳥の写真をいただいた。
坂本さんの写真は定評があり、固定ファンもいらっしゃる。
佐倉・市民ネットワークでも現在写真展を開催中。

このコロニーは千葉市千城台の住宅地の中の調整池。
子育てに格好の場所であるらしい。
子育てできるだけのエサ場があるということで、自然が豊かに残っている。

ダイサギのベビーラッシュ

   ↓



ゴイサギ

   ↓



アオサギ

   ↓




木更津市の蓮田で繁殖しているセイタカシギです。
かつては非常に珍しい鳥でしたが、今では谷津干潟でも繁殖していて普通の鳥になった感があります。
お腹の下に雛を潜らせて暖める為、脚を折りたたんだ親鳥と雛

   ↓



竹馬のような長い脚

   ↓



6月中はさくら・市民ネットワークのギャラリーで坂本さんの写真展とサツキの展示です。
お近くにお寄りの節はお気軽にお寄りください。

花と写真 坂本文雄展示会



鳥たちの能力は私たちの想像力を超えている!!

2013-05-18 21:02:52 | 日記
坂本さんからの投稿写真です。
今回はとても貴重なオオソリハシシギのワタリの記録を送っていただいた。
小さな体で飛び続ける能力が、見える化されたら、驚き!!です。

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5月15日に三番瀬で撮影の、シギ チドリ類の写真です。

国境を越えて移動する渡り鳥が栄養補給出来る貴重な場所ですから、保全するのが人々の努めです。

オオソリハシシギに小型の発信機を取り付けて、人工衛星で受信しその飛行ルートと所要日数を示した図(アラスカ サイエンス センター発表)も添付します。
E7の標識鳥はニュージーランド→中国→アラスカ→ニュージーランドそれぞれの区間を無着陸で直行だそうですから、数日間は飲まず食わずで飛び続けていた訳です。

オオソリハシシギの飛行ルート
    ↓


浦安のビル街をバックに
    ↓


干潟のラシュアワー
    ↓


超長距離移動のオオソリハシシギ
    ↓


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素晴らしい鳥の能力ですね。

あんな小さな体で飛び続ける体力があるなんて。

と考えるとやはり食料補給できる環境を汚さず、開発せず、残すことが大事なことだとわかってきます。

彼らはどこにも国籍を持っていないので、保全の責任をみんなが押し付けあいますから。

今年の「耕さない田んぼの会」の田植え無事終了

2013-04-30 21:56:22 | 日記
4月27日、29日と「耕さない田んぼ」の田植えだった。
朝から晴れわたり、風も程よく吹いて、二日とも田植え日和だった。
今年の田植は田んぼのデコボコ高低差が大きくなったため、代掻きをしてもらったということだった。
耕した田んぼとなってしまったが、おかげで田んぼが柔らかかった。

苗は自前で5.5葉の成苗。
田植えの日程を決めてから苗づくりをスタート。



それを2本または1本植えで。

27日は青菅の田んぼ。



今年は23人参加。東京から6人も若い人たちの参加があった。



小6女子3人組。
元気いっぱい、最後まできちんとやり切った。



29日は小竹の田んぼ。
三角の田んぼは不耕起のままで、去年の古株がそのまま残っている。



今年は強力な助っ人、不耕起移植栽培用の田植機が参加。しかし、、、



この田んぼはいつまでたっても深くて大変だった。



おいしい回転木馬の酵素玄米マクロビお弁当。
これが楽しみ。




春ですね スミレとタケノコ

2013-04-06 23:34:07 | 日記
坂本さんからかわいいスミレの写真をいただいた。

  「3月27日、雨の中清和県民の森にて撮影のヒナスミレとフモトスミレです。
   両種とも佐倉市内では見られないと思います。
   特にヒナスミレは珍しく私の持っているスミレ図鑑では千葉県は分布地域外に色分けされています。」
という事で、


ヒナスミレ


フモトスミレ

   タチツボスミレとコスミレは畔田で写しました。

タチツボスミレ


コスミレ

庭のあちこちで咲いているのは、タチツボスミレでしょうか?
コスミレでしょうか?

桜もいいけど、スミレと寒さの中春一番を告げるオオイヌノフグリがホッとする。

さて、タケノコの測定が千葉県のHPに載っている。
http://www.pref.chiba.lg.jp/shinrin/press/2013/h-kensakekka85s.html

昨年より放射能の値は下がっているが、36ベクレル~2.5ベクレル。
佐倉は9.3ベクレル/1kg。
もっとサンプル測定をしてほしいものだ。
佐倉市では市内でとれた野菜類は予約すれば測定できる。
定量下限値が合わせて1kgあたり20ベクレルほど。
シイタケとかタケノコとか、検出するのが分かっている物には、もっと精度の高い測定器で測ってみたいのだが。

追伸
庭のスミレを摘んできてよく見比べたら、タチツボスミレでした。


防災訓練はリアルに

2013-03-24 13:49:04 | 日記
自治会の防災訓練に参加。
佐倉市では住民が防災組織を作ると補助金が出る。
全地域で防災組織の立ち上げを呼びかけている。
住んでいるところの自治会では早い時期に立ち上げ、防災倉庫にはそれなりに防災資機材がそろってきている。
防災倉庫に入れているだけではいざという時に困るので、今日は本番さながら使用した。



カマドも箱から出して、薪をくべる。
薪は木を切って、ちゃんと用意してくれていた。

昔キャンプをやった経験のある人は、得意かもしれないが、マッチがない、紙がないと、結構火をつけるのには準備がいること。

チェーンソウを使わせてもらった。
以前から試してみたかったが、使ってナットク。

発電機を使ってハロゲン灯を点ける。
一つ一つ機械の使い方を確認しながら、ああでもない、こうでもないと言いながら進めていく。
この過程が大事なのだろう。

次回は何をしようかと問題点につながるし、何しろ面白い。

防災キットはすでに配布済みで、必要事項を記入して冷蔵庫に入れることになっている。
黄色いひもも震度5以上の地震の時、無事だったら門扉につけることになっている。
要援護者リストも作ってあり、ヘルパーも募ってマッチングしてある。

ところが2年前の3.11東日本大震災時には、家も被害を免れたし、倒壊もしなかったので、揺れが収まったら、黄色いひもを門扉に出すことを忘れてしまったし、要援護者さんの所へも行くのを忘れていた。
民生委員さんが自転車でぐるっと回ってくれたことは、その後の顛末で伺った。

「震度5が起こったとき」を阪神震災時の情景を想像していたからかもしれないが、肝心な時に忘れることはよ~く分かった。

次回は震度5を想定して、門扉にひもを付け、要援護者さんへ声掛けする避難訓練をするようだ。

佐倉市の防災啓発センターでは地震体験室や消火訓練室、煙体験室などがある。
これも実際にやってみるのとでは違うだろう。

坂本さんから元気になる写真をいただいた。







文句なし。
それにしてもベストショットですね。




春です、鳥たちも忙しい

2013-03-09 09:24:55 | 日記
坂本さんからベストショットの写真をいただいていた。

まずは、ミサゴの婚活、



   「清和県民の森」の中の豊英ダム湖、豊英島内にて(2月17日 )
   ミサゴがホテイ岬対岸の崖周辺を大きな魚を抱えて飛んでいました。
   枝に止まっても食べる訳では無く、 獲物を掴んで飛び廻るミサゴ。
   小休止の後また魚を抱えて鳴きながら飛び回っていました。
   恐らく雌の気を引くための行動と思います。
   雌がプレゼントを受け取れば婚約成立となるのでしょうが、観察中にはその場面に至りませんでした。
      ちば千年の森をつくる会会報より


   千葉市千城台のサギの集団繁殖地で早くもアオサギの巣作りが始まりました。
   アオサギ夫婦の会話が聞こえるようです。
  
   巣の材料を探しに行ってきます。



   いい枝があったぞー



   これでどうだい 丁度良いです ありがとう



ほのぼのしてきます。
以前、千城台の観察場所に連れて行ってもらいました。
ふわふわの飾り羽がきれいだったことを覚えていますが、あれはチュウサギ?ダイサギ?だったでしょうか。

「ぶら下げるな危険!!空間除菌剤」 漂白剤ですから

2013-02-23 21:14:08 | 日記
田中優さんのブログに
「危険な空間除菌剤、すぐに使用を中止して!」
とあった。
インフルエンザ対策として加湿器噴霧に使用したり、身に付けたりする空気の噴霧消毒グッズ、なるものがあったとは知らなかった。

どう考えても、お風呂の掃除に使う塩素系漂白剤を首からブラさげてインフルエンザ対策になるとは思えない。
それどころか、化学物質過敏症に苦しむことになる。

子どもの健康を願うなら、コマーシャルに惑わされず、化学物質に頼らない生活をしようよ。

消費者庁のHPには、

次亜塩素酸ナトリウムを含むとの表示がある「ウイルスプロテクター」をお持ちの方は直ちに使用を中止してください

下記(写真)の首からぶら下げるタイプの携帯型空間除菌剤によって化学熱傷を起こす事故が発生しております。
該当製品をお持ちの方は、直ちに使用を止めてください。
1.製品について
(1) 製品名
空間除菌剤「ウイルスプロテクター」
(2)製品に関する事業者
ア 発売元 株式会社ダイトクコーポレーション
イ 輸入元 ERA Japan 株式会社

消費者安全法により通知された重大事故等として、

2/2に起きた事故で、除菌剤(プレート型)を首から下げて幼児を抱っこしていたところ、幼児の胸部が体幹接触皮膚炎の重症。

とある。

重大事故等以外でもやけどの報告があるから、かなり深刻な症状なのだろう。
     ↓
自治体からの情報として
<事例1>
母親が友人から通販で購入した空間除菌を謳う、ウイルスプロテクターをもらい、子供の首にかけて利用したところ、胸にやけどのような赤い跡が出来て水疱になった。
(平成25 年2月発生 男性10 歳未満)

<事例2>
インフルエンザに効くとある首から下げるカードをポケットに入れていたところ、大腿部にやけどを負った。
情報提供したい。
(平成25 年2月発生 男性10 歳代)

医療機関からは、3例のウイルスプロテクターによる化学熱傷の報告がある。
<事例1>
腹部にⅡ度のやけど。衣服の上から密着。洋服は脱色。数時間密着か。汗をかいた。
(女性50 歳代)

<事例2>
腹部にⅡ度のやけど。衣類の上から、かけていた。
(男性40 歳代)

<事例3>
肌着の上からつけた。子どもを抱っこしていたら穴の空いたほうが皮膚側にな
っていたようだ。3時間位たったらひりひりした。
(女性30 歳代)

▼消費者庁
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/130218kouhyou_1.pdf




「よみがえりのレシピ」上映会@ナチュラルストゥーディオ

2013-02-18 09:13:41 | 日記
「よみがえりのレシピ」上映会があり、参加。
主催者のKさんは以前「シェーナウの想い」の上映会も行った。



「よみがえりのレシピ」という映画は山形県を舞台に在来種の種を保存し、営々とつないできた農家の方たちと在来種の種が主役。
その野菜の持ち味を最大限引き出す料理を作る奥田政行シェフの話。
山形イタリアン「アル・ケッチャーノ」は全国的に有名なレストランで、映画全体を通しておいしそうな料理がこれでもかと出てくる。
そして、山形大学の江頭宏昌准教授は「在来作物の研究と種の保存」と焼き畑農業を研究している。
江頭さんの幸せそうな顔もこの映画の重要なポイントかな。

山形庄内の赤カブ漬けのカブが急斜面の山の木を伐り出した後、焼き畑にして、カブの種を撒き、収穫した産物とは知らなかった。
生活クラブの注文があるたびに頼んでいるのだが。
昔、米を収穫して食糧に足りない分を、生育の早いカブの種を撒いて、冬越しの食糧を確保した、と映画の中で老人が語っていた。
カブを収穫した後、きれいに山肌をならしてまた杉の苗を植える。
その繰り返しで、焼き畑農法をつないできた。
在来種の種も、絶やさないように毎年種をつないできた。
これって気の遠くなる話だ。

小学校の授業で在来種のきゅうりを植えて、収穫し、食べてスーパーのきゅうりとの違いを発見し、熟させて種を採り、それをまた植える。
命の営みと食の継承を実践していた。

映画の後は、富里の自然農法をやっているYさんの「古来種野菜の鍋」、と「鳥鍋」
思いがけないごちそうでした。





次回は3/16(土)18:30~ ナチュラルストゥーディオで



こちらもよろしく!!
3/15(金)18:30~ 佐倉市民音楽ホールで(主催:さくら・市民ネットワーク)

講談師 神田かおりさんの「チェルノブイリの祈り」



前売り1,500円(当日2,000円) 高校生以下500円
電話受付OKです。043-462-0618