伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

知事に要望書提出「大規模な臨時の医療施設を早急に開設するよう要望します」

2021-08-14 22:13:06 | 政治
コロナウイルスのデルタ株の感染者の急増が止まりません。
8月12日の熊谷知事の記者会見は緊迫感漂うものでした。

https://www.youtube.com/watch?v=RD_Z0MUGr3A&t=8s

「本日の新規感染者数1038人、療養者8369人のうち入院できているのは903人。
10人に一人しか入院できない状況です。
重症者76人。病床の稼働率63%。満床が近づいて来ています。
入院先の調整が困難になってきており、受け入れ先が見つからないのが常態化しています。

救急車がコロナ患者の受け入れ先を探している間、一般の救急搬送ができない事態も起きています。
コロナ重症患者の病床確保を優先するため、一般病床を制約している状況です。
見えにくい大災害です。災害医療という言葉も出てきています。

医療現場の危機的状況が一般の方に伝わらない状況だが、命に関わる状況です。
保健所では患者の医療対応を優先しているため、濃厚接触者の特定が実施困難な
状況なので、保健所から連絡がいかない場合もあるので、自分で濃厚接触者と
思えば2週間外出を控えるか、病院に相談してください。

マスクは不織布マスクを利用してください。
不要不急の外出が控えてください。
食品売り場、ショッピングモールの入場制限等もお願いしています。
買い物も混雑を避け、少人数で、短時間で回数を減らす等接触の機会を減らしてください。
自衛して乗り切ってください。」

ぜひ、熊谷知事のメッセージを聞いてみてください。

┃ 熊谷知事に 要望書を提出しました
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災害医療と手をこまねいている訳にはいかないと、同日、熊谷知事へ次の要望書を提出しました。

「大規模な臨時の医療施設を早急に開設するよう要望します」

知事におかれましては、就任以来、新型コロナウイルス対策に連日ご奮闘され、
県民の命と暮らしを最優先する県政運営に敬意を表する次第です。

 さて、新型コロナウイルスの第5波の拡大が続き、千葉県の病床使用率が
8月10日には66.6%となり、急激にひっ迫してきました。
とりわけ、東葛南部は80%を超え、極めて深刻な状況です。早晩、中等症の
患者でも自宅療養を強いられる事態が想定される中、更なる病床の確保を急がねばなりません。

 昨年千葉県は、6月補正で、爆発的な感染拡大が発生した場合の病床不足に備え、
臨時の医療施設の整備を進めるとして30億円を計上しました。
しかし、その後この件は、医師・看護師確保が困難であること、
並びに既設の病床確保計画で1200床確保の見通しがついたため、
当初1000床規模とされた病床数は100~200床程度と縮小されました。
令和3年度当初予算に、再び臨時医療施設の開設として30億円が計上されましたが、
現状では、がんセンターの旧病棟を66床の臨時医療施設に転用することとなり、
現在48床の使用となっています。

 しかし、この程度の増床では、爆発的な感染拡大に対しては焼け石に水であり、
大規模な臨時医療施設を至急開設する必要があると考えます。
厚労省も2月15日付の通知「臨時の医療施設における医療の提供等に当たっての
留意事項について」で、県知事の権限でプレハブ等の臨時医療施設の設置が可能としています。

そこで、以下を要望します。

1.プレハブ等の新設や、体育館等既設の施設利用等で、数百~1,000床規模の
臨時の医療施設を整備開設すると共に、それに合わせた適切な医療供給体制を
早急に構築すること。

2021年8月12日





連日、市民ネットワーク千葉県の予算要望作成のため担当課とヒアリング中です