ひろゆきさんの政治献金に対する怒りがこみ上げることもよく分かるのであるが、この動画でも素晴らしいのが、高橋弘樹さんの論点の整理、ある意味議題の翻訳ぶりである。
兵庫県議会議員で、百条委員会の委員だった人物が義侠心に駆られて、他党の党首に秘密音声を渡したという自白気味の動画もあるが、法律的な拙さと葛藤、そもそも兵庫県がなぜこんなに揉める県なのかを解き解(ほぐ)すように、インタビューする動画での進行も秀逸である。ヤバいって感じではありますけど。
先ず、学びたいのが、冷静さである。
常に論点を睨んで、別の話に飛んだ時には、仲介に入って議題の範囲を修正する。
意見を常日頃、頭の中だけで折り畳ねて醸成していくと、何処かで感情(怒りとか嘆きとか諦めなど)からの干渉を受けて、口から出る段階ではキツいものに変わってしまっていることがある。
この干渉を受けそうな部分を見つめるもう一つの俯瞰的な自分を持っていそうに見える。
ファシリテーションほど、経営に重要なものはないと思っているが、冷静に裁いて、実りの多い意見を大量に含んだ結論に落とすのだという、使命感のようなものにまで昇華させた技術として、手に入れたいと思うようになった。
捌きなのか、裁きなのか、うまーく意見の引き出して翻訳して、皆の腹に落ちるものにまで持っていく。
この辺りを是非とも期間目標などには囚われずに、身に付けていきたいと思う、週末の朝でした。
皆様も良い週末を〜♪