Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

GSPとATG、そしてKFC

2012-07-02 00:15:00 | コラム
JTBとかJFKとかAKBとかMMAとかとかいろいろあるけれど、
自分にとって「3文字アルファベットの略語」とは、

格闘家ジョルジュ・サンピエールのGSP、
映画制作会社アート・シアター・ギルドのATG、

そして、ケンタッキー・フライドチキンのKFCである。

7月4日は米国の独立記念日などではなく、日本KFCの創業記念日。

というわけで、チキンな想い出を―。


小さいころから、鶏肉が大好物だった。
ただそれだけのことで、鳥越まりや鳥越俊太郎、鳥肌実、さらに『ロッキー2』(79…トップ画像。観たひとだけ分かる)を無条件に支持するほど? に。

グリルチキンや焼き鳥も悪くないが、唐揚げを最も愛する。

一食でこれぐらいの量が必要なくらい、好きなのである。

当然、遠足などの弁当は鶏の唐揚げがメイン。
というか、それ以外は要らない。彩りなんかクソ喰らえ、鶏で埋め尽くされた弁当箱こそ自分の理想だった。

初めての自慰やエッチ、映画館体験ははっきりと覚えているのに、
初めてKFCのチキンを食した記憶を、じつはよく覚えていない。

館林にマクドナルドが出店したのは「かなり」遅かったが、ロッテリアとミスタードーナツとKFCは「随分と早くから」あった。
だから初KFCは、小学校の低学年時だったと思われる。

芥川龍之介の『芋粥』ではないが、食す前に幻想がでかくなり過ぎた―それは確かで、4ピースくらいで満腹となり、かーちゃんに「残りは、あす食べなさい」といわれたことは覚えている。
ただ繰り返すが、そういったストーリーは覚えているのに、当時の自分にとって、その味が絶品と感じたかどうか、そういうところの記憶がないのである。

まぁ、その翌日が待ち切れないくらいだったのだから、美味であったことは確かなのだろう。

(ラップをかけ)台所のテーブルに置かれた、残ったチキン5ピース(くらい?)。


網戸をして寝たのだから初夏くらいだったのだと思う、野良猫が忍び込んだことにして、真夜中に残りのすべてを平らげてしまった。
キレイに食べるとばれるだろうから、わざと「きったなく」残して。

そういう小細工をしてもバレバレなはずなのに、翌日、誰よりも早く起きてベソかき演技をし、「猫に喰われた」と絶叫する自分。

誰も信じなかったろうが、かーちゃんもねーちゃんも「残念だねぇ」といってくれる。
これが理想的な、ホラ吹きへの対応ということ、、、かもしれない。よく出来た家族である。

それ以来、祝い事といえばKFCのチキンだった。

自分で稼ぐようになると、給料日はきまってKFC。
仕事で頑張ったなぁと思った日も、KFC。
誕生日もクリスマスも、もちろんKFC。

持ち帰りではなく「店内で」友人と大食い選手権を開催したこともあったし、
開店と同時に沢山注文し、厨房のアンちゃんが「マジかよ、、、」と漏らした声が聞こえたこともあった。


それほどの? 自分だから、
今月4日は、もちろんKFCにいく。

4日、KFCは創業を記念して食べ放題の企画をやってくれるそうである。

ありがとう! という思いと、なぜ去年まではその発想がなかったんだ!? という思いが交錯する。

まぁいいや。

準備万端、いや、まだだ。
予行演習のため、あす、軽く10ピースくらい食べておいたほうがいいかもしれない。


※「チキン野郎」から連想して、懐かしい動画を。
ヒョードルの強さしか記憶に残らない試合だけれども。




…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『あら、けずり』

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする