Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(10)

2012-07-16 00:15:00 | コラム
20代のころのバイト先『すき家』で、新人の女子バイトが入る度に「ねぇ、合コンしようよ」と発する軽薄を絵に描いたような大学生が居た。

イケメンではないし、話が達者というわけでもない。
持ち帰り―この表現、いつごろからか? ―したという武勇伝を聞いたこともない、
そりゃ、きったねー男子ばかりの呑み会よりも「色」があったほうがいい、、、とは思うものの、
いわれた女子バイトちゃんも「やれやれ…」という表情をしていたし、なんかつまらん男だなぁと。

というわけで今回の初体験シリーズは、合コンでいってみよう。


率直にいうと、合コンに参加した回数よりデリバリーヘルスを利用した回数のほうが多い。
(もちろん? 現在は利用していない。3年前が最後だったかなぁ、団地に呼ぶのは勇気が要るのである)


キャバクラもあまり楽しめないタイプなので、

ストレートな風俗 > 合コン > キャバクラ

という不等式が出来上がる。

自分が幹事をやることはないし、やりてぇー! と思っているわけではないが、声をかけてもらえれば時間を作って参加しますよ―というスタンス。

いままで参加してきた合コンの回数は、(たぶん)12回。
そのうち「つまらんかった…」は2回、「すっげ面白かった!」は4回、残りは「まあまあ」だったか。
ちなみに持ち帰りは経験なし、その流れで付き合ったこともなし、
「その場かぎり」の関係性ばかりで、友達関係に発展することもなかった。

有吉もいっていたが、
バカ騒ぎこそ合コン―という感じで「ノリ」を強制されるのはたまらない、
やっぱり、じっくり話したいものである。

そんな自分の合コン初体験は、19歳のころ。
新聞奨学生の後輩プレゼンツ、5 VS 5 の真夏の決戦? であった。

相手の顔も名前も、それどころか開催場所も覚えていない(でも、渋谷だったような気がする)のだが、かなり面白かったという記憶は残っている。

一次会は居酒屋、二次会はカラオケ、三次会はビリヤード、、、という流れ。

まだ呑んではいけない年齢?
まぁ、過去の話ですから。


当日のファッションは、そーとー頑張ったのでよく覚えている。

下はジーンズ(ハーフパンツではない!)に、パラディウムのブーツ。
パラディウムは当時の最先端であり、頑張った感がよく出ているでしょう。

上はTシャツの上に半袖のベスト? というのかね、
さらに首から、体操する人間を象った飾りなんぞをぶら下げていた。

その飾りが男子からも女子からも好評を受け、少し調子に乗る自分・・・若かったんだよ、許してくれ。

相手は女子大生で、こっちは皆が専門学校生。
だからといって学力的なコンプレックスなどを感じることもなく、ゆる~~い会話が続いていった。

そう、決して盛り上がっている・成功しているという感じではなかったのだが、
アルコールの力を借りた自分、二次会あたりで妙なスイッチが入ったのだった。


つづく。


画像は、ビリヤードをするアル・パチーノ。(=93年の『カリートの道』)
ビリヤードといえばポール・ニューマンかもしれないが、自分にとってはカリート・ブリガンテのほうが印象に残る。
というわけで、動画も『カリートの道』から。




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(11)』

コメント (3)
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