fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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月刊「俳句界」11月号

2014年11月03日 | 俳句

 こちらの雑誌に、安部元気「童子」副主宰が「それ行け、吟行」という連載をしているのですが、今号では、深浦吟行を寄稿されていました。

 中に、私の句で、

 豊年や外湯含めばちよと潮つぱ

 爽やかに金を無心の葉書かな   あぶみ

 が組み込まれていました。何気なく開いた雑誌に自分の句が載っているのは、嬉しいものです。金を無心の葉書は、深浦文学館で、太宰治が佐藤春夫に送った葉書を見て作ったものです。

 白波へ穂芒のほかなかりけり   元気

 秋草や波打際に径ひとつ   桃子 

 駅前に飯屋一軒韮の花  さゆり

 などなど、ついこの前の懐かしい句と写真がたくさん載っていました。吟行は、ホント楽しい。

  日本海