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岩手の散歩の途中で見える川の中の石です。水嵩によって見えないときもありますが、七つ石のうちの2つ。向こう岸まで点々と七つ(でも数えると9つなんですが)あって、日本昔話的な話が伝わっています。
こっち岸には弁天様を祀った社があって、向こう岸の人たちがお詣りをするために橋をかけてくださいと弁天様にお願いをするんですね。弁天様は恥ずかしがりで、夜人の見ていないときに、橋をかけようとしました。でも、あまのじゃくがまだ夜明け前なのに、鶏の鳴き声を真似、弁天様は夜が明けると、あわてて隠れてしまい、橋はできないまま石だけが残った、と。(ダイジェスト)
でも、あまのじゃくは向こう岸の仁王様の怒りをかって、踏んづけられているということです。