fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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第22回俳句甲子園東京大会観戦記

2019年06月11日 | 日記

          

 東京大会出場校は、開成、立教池袋A、B、海城A、B(東京)、高崎(群馬)、並木中等教育(茨城)の7校。4校、3校の2会場に分かれて対戦でした。

 それにしても、もう少し出場校があってもいいのに・・・。

 私は、開成、立教池袋A、海城Bの対戦を見ました。ハイレベルで、審査員の先生達の点数も、8点9点がたくさん出ていました。

 最優秀句は、

 ネクタイに王家の紋や風光る  立教池袋A 

 他に、

 風光る後輪の浮く旅鞄   海城

 ぶらんこを降りれば昏き池袋  開成

 ぶらんこの光にふれて老いてをり  立教池袋A  が好きでした。

 

 

 木陰から子どもが転げ出たよ蝶  海城  も、気になる句でした。

 女子がいたのは、並木中等教育のみ。東京の女子も、俳句やってほしいです。

 開会式で、高柳克弘さんが、「俳句の一番いいところは、平等であること。男も女もない。かつて芭蕉の時代も、肩書きも実人生の名前を捨てて句座に望んでいた。 皆さんも俳人として、言葉と詩を楽しむことを体験してほしい。何よりも楽しんでほしい」とおっしゃってて、ホント。

 写真、逆光で、すみません。

 今週末は、秋田大会観に行きます。