たまに、まだ一房くらい花をつけている木がありますが、ほどんとこんな感じです。
来月発売予定の『家守神①妖しいやつらがひそむ家』の舞台となる家の庭に、このサルスベリの木があります。
直接ストーリーと絡んではきませんが、背景としてとても大事に書いています。
サルスベリは、7月~9月くらいまで長く咲いている花。作品は夏休み直前の7月なのですが、この物語の背景として、きちんと季節の変化をとらえておきたいなと思っています。
この実が落ちて、つるつるの木だけになるのは、いつ頃? 春はどんな感じ?
毎日のように歩いているところにある木なのに、春どのように葉が出ていたか? 記憶にありません。生まれ育った家の庭にもあったのに。
その『家守神①』本日校了となりました。
ぎりぎりまで、細かい直しのご連絡をいただき、フレーベル館さんには感謝しかありません。他の本もそうなのですが、編集者さんのいろいろあれこれのご指摘ご提案があって、ここまできています。
このあと、印刷、配本、そして営業の方のお力で、本は巣立っていきます。
もうちょっと、頑張れ! あ、②は、まだまだ私が頑張らなくては、です。頑張ります。