もうすぐ10年になります。
3月に入ると、もっといろんな報道が出てくるでしょう。10年前と今とどう違うのか、どう同じなのか。
いろんな方が語り、いろんな写真は映像が出てくると思います。
小説やエッセイ、記録、写真集もいろいろ出ました。
そんな中で、10年前の当時、釜石市で高校の先生をしていて、被災された俳人照井翠さんの『龍宮』という句集が、もっとも私の心にストレートに入ってきました。そして、その後エッセイをまとめた『釜石の風』、もう一冊の句集『泥天使』を出され、震災三部作が完結したとのこと。
双子なら同じ死顔桃の花
春の星こんなに人が死んだのか 照井翠『龍宮』
ところが、句集『龍宮』が、見あたらない。おかしい、どこにいっちゃったんだろう。
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