この「全国俳句大会 時雨忌」は、昨年いただいていて、読まずにいたものでした。入選句を集めたもの。
先日、読んでいたら、辻桃子さんが当日講演をしたものが、全て掲載されていました。これが、とてもおもしろい。
全体には、ご自身が現代詩から現代俳句をやるようになり、やがて伝統俳句にのめりこんでいく過程なのですが。
田中泯さんと辻桃子さんは、高校3年間同じクラスでいらしたんですね。都立武蔵高校だったその当時の田中泯さんのことも書かれていて(話されていて)、そこが、すごいなあ。若い頃から芸術を追究してきた二人なんだなと感激します。卒業後電車で再会してからのことも。これらのエピソードは、「童子」にも書かれていたことがあるし、お話も伺っていたのですが、改めて。
田中泯さん、今「鎌倉殿の十三人」で藤原秀衡を演じられていて、素晴らしいですよね。体も心も鍛えぬかれている。
この冊子、もしお読みになりたい方がいらっしゃいましたら、差し上げます。ただし、まったくお会いしたことのない方ではなく(すみません)、交流のある方に限らせてください。メールでも、コメントでも、ツイッターのDMでも、そうぞ。先着1名です。
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