fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『ぼくたちのだんご山会議』について

2020年06月19日 | 自作紹介
 私はどちらかというと、というか、かなり政治には疎い人間です。
 私の上の世代は、大学紛争があり、とてもがんばっていた人たちがいました。大学に入学したころはそういう人たちはとうに卒業していない時期だったのですが、寮に入っている先輩などは、その世代と接していて、影響をもろに受けているようで、何かと議論をふっかけてきました。
 正直言って、うざい。苦手でした。

 その後も、文学や絵が好き~という感じで生きてきて、政治のこと、社会のことを真剣に考えていなかったように思います。
 駄目だなあ。選挙は一度もかかさず行っています。でもそのたびに、誰に入れたらいいのか、どの政党に入れたらいいのか、はっきりとした決め手はなく、投票をしてきました。

 駄目だなあ。
 こういう人間が集まった社会は、どうですか? 
こわい。

 未来がよいものであってほしい。このごろ、今までになくそう思います。自分がこの世にいなくなってからのあとも、ずっと。そのためには、政治が大事。
 そして、人を育てる教育が大事です。
 
 子どものころから、考えることをきちんとしてほしい。
 身の回りのことを決定するのを、大人に任せるのだけではなく、自分たちでも考えてほしい。そんな気持ちを抱いています。

  
 『ぼくたちのだんご山会議』は、そういう本です。町に起こったことを、自分の問題として、考える。そして意見をまとめて、言う。その積み重ねが、未来を作るのではないでしょうか。

都知事選が始まりました。
 やはり、迷っています。でも、今とても大事なところに私達はいますよね。
 コロナの関係で、投票率が下がらないよう、願っています。

 追記:上のように書くと、とても堅い本と思われる方もいるかも・・。家族のことや、町に伝わる民話など絡ませ、楽しめるように書きました。
 

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