fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

ラジオ出演

2020年12月09日 | 活動
 今年夏から始まったtbc東北放送ラジオへの電話出演が昨日ありました。
 毎日放送されている「ロジャー大葉のラジオな気分」という番組で、毎月第2第4火曜日に「みちのく児童文学リレー」というコーナーを設けてくださり、宮城在住児童文学作家佐々木ひとみ、堀米薫、野泉マヤ、そして私とリレーのバトンがつながれています。
 
 昨日は、『俳句ステップ!』と『マレスケの虹』(森川成美作)をご紹介。
 
 
この放送は東京では聴けないのですが、ラジコに登録をすれば一週間遡って聴くことができます。でも、過去2回は、生放送で話すのがやっとで終わったあと聞き返す勇気がありませんでした。
 でも昨日は、意を決して聴いてみました。

 ああ~、もっとはきはき喋らなきゃ。
 ああ~、噛んだ。
 
 想像はしていましたが・・・。
 声というのは、持って生まれたものなので仕方ないですが、日頃人と話さない生活をしているのもよくないかもしれません。次回のために、一人でも、声を出すようにしようかな笑。

 ともあれ、内容はまあまあだったのではと、慰めています。
 昨日は12月8日。旧日本軍が真珠湾攻撃をし、太平洋戦争が始まった日です。2冊とも、それに絡めた(『マレスケの虹』はまさにその時期ハワイに住んでいた子の物語なので)話をさせていただきました。自作俳句も披露・・・。

柚子ジャム・・

2020年12月08日 | 日記
         

  煮てるところ。

 うーん。実は今年、白砂糖ではなく、てんさい糖で煮てみました。白砂糖はサトウキビから作るので体を冷やす。体にいいのはてんさい糖だけと聞いたからです(他の方のブログで)。
 
 砂糖が茶色いため、なんだか切り干し大根を煮てるよう。できたものは、しっかりおいしいのですが、テンションが上がりません。
 やはり柚子ジャムは、あのキランとした耀きが気持ちに元気をくれる要素のひとつ。

 もう一度柚子をいただける予定(例年送ってくださる方がいるので)。こんどは白砂糖で煮てみよう。
 でも、おいしい! 大好きです。売ってるジャムでは味わえない風味。

楠の実

2020年12月07日 | 自然観察
        

 散歩途中にある木の実です。
 ツイッターにあげると、何の実か教えてくださる方がいます。クスノキじゃないかと教えていただきました。
 「みちのく山のゆなな」では、山神一家はクスノキの洞に住んでいます。外から見るより中は、ずっと広いという設定。そうか、秋になると、この実がつくんだ。

 木の力、生命力は、ファンタジーにぴったりです。

 *一時間くらい前に、書いた記事はマイナス思考だったので、削除しました。もし、お読みいただいていた方、ごめんなさい。

『ごいっしょさん』松本聡美作・佐藤真紀子絵(国土社)

2020年12月04日 | 本の紹介
         

 もしかしたら、座敷わらしの話かな?
 そう思いながら読み始めました。
 違いました。

 「ごいっしょさん」は、4年1組の宮本修也が、同じクラスの関くんに「ごいっしょさんって、知ってる?」ときく場面から始まります。関くんは、妖怪好き。だから知ってるんじゃないかと思ったのです。でも、関くんは、そんな妖怪は知りません。
 宮本くんは、小さいときにおばあちゃんに聞いたことがある、「ごいっしょさん」のことを話しました。おばあちゃんがおなかの手術をするときに、「ごいっしょさんがそばにいてくれるから、だいじょうぶ」と言ったとのこと。そして、実は宮本くんも手術を控えていたことを、知ります。
 手術がこわいので、ごいっしょさんにいてもらいたい、でも、ごいっしょさんのことを知らない。だからきいてきたのです。
 関くんは、妖怪ごいっしょさんを想像して、その情報を書きます

 ごいっしょさん
 日本各地、どこにでも出没する。男の子のすがたをしている。だれもいないと思うのに、ポンと、からだになにかがあたったと感じたとき、すばやく「ごいっしょさん、ごいっしょさん、ごいっしょに」と、となえると、そばにいてくれるようになる。いっしょにいて、パワーをくれる。

 と。書いた紙は、宮本くんちのポストに入れました。
 
 さあ、そのごいっしょさん、本当に宮本くんのそばに現れて、呪文を唱えたら、そばにいてくれたんです。
 そして・・。
 
 ああ、こういう話、私も書きたかったなと思いました。
 クラスの子達がそれぞれ悩みを抱えながら、友達を思い合ってる。心があたたかくなる。そんな話です。

 松本さんは、『なみきビブリオバトル・ストーリー』シリーズでご一緒でしたが、こうして、それぞれが活躍してるのが、嬉しいです。

有り難く嬉しい初耳

2020年12月03日 | 自作紹介
       

 『ジャンプして、雪をつかめ!』についてです。
 この作品の原型は、所属している「季節風」への投稿作品でした。なので、本になったものは、現在の編集委員の皆様はもちろん、当時(12年前)編集委員をしてらした方へも送らせていただいていました。
 ぽちぽち感想がきていて、これが嬉しい。

 新潟在住作家Sさんは、この作品の(冒頭部分です)編集会議のときのことを伝えてくださいました。故後藤竜二さんが一押しで、「新しい書き手が現れた」と喜んでらしたとのこと! 
 ええ~、それ、初耳です。感涙。
 この作品、本にできてよかったです。

 12年前なので、記憶はおぼろげだけど、投稿作品では、猫がいなくなったのは、主人公の家だったのでは? とも書いてくださいました。
 これ、半分当たっています。よく覚えてくださってる。当時、2章部分は、友人の順平視点の物語として書いてたんです。なので、そこでは主人公は順平。それを、全部唯志(実は、唯人という名前でしたが)視点に書き換えたのです。
 洞窟のシーンは、有視点でした。そして、その部分は不掲載でした。

 そして、「季節風」では、今も新しい書き手が生まれています。
 

MRI

2020年12月01日 | 日記
一週間前、屋根裏に上ろうとして、梯子をおろし、2段目と3段目に足をかけたあたりで、すべり落ちました。低いところから落ちたので、けがはなかったのですが、壁に頭を打ち付け、いてててててと。
 屋根裏には、本をあげているのです。読んで、でもとっておきたい本や漫画など。他もいろいろありますが、天井は低いけど広さはあります。
 
 頭を打ったとき、やはり見えない中が心配。それでいろいろ調べると、言葉が出ない、手足のしびれ、吐くなどの症状があったら、即病院とあります。でもそういうことはなく様子を見ていました。
 痛いかな・・。重いかな・・。そんなくらいで一週間。
 でも、時々、やっぱり少し痛いかなとなったり、集中力がないなあと思ったり。もしかしたら、頭の中が原因か・・。
 1,2日は特に注意が必要。でも、そこは難なく過ぎました。
 年寄りは、1,2ヶ月後に症状がでる場合もあるともあります。

 やっぱり、少し痛いな。ということで、思い切って脳神経外科を受診しました。
 安心するために。

 頭のレントゲンとMRIを撮り、異常なし! ほっとしました。

 一ヶ月後とかにじわっと出血する場合もありますからとは、言われましたが。

 実は、一度脳検査はしたかったのです。父が、小脳変性症という脳の難病を患って死んでいるので。小脳が縮んでいって、最後は寝たきりになりました。遺伝性ではないはずですが、気になっていたのです。
 素人ですが、脳の写真、きれいでした笑。縮んでいる様子もなく。
 もう少し頑張りたいので。でも、気をつけなくっちゃね。