fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

根粒菌

2021年08月16日 | 自然観察
            

 岩手の畑の枝豆です(私は行ってないのですが、写真が送られてきました)。
 豆科の植物との共生。ということで生物で習った「根粒菌」です。根に小さな粒がついてます。
 
 根粒菌は、枝豆の根について、根粒を形成。窒素が中に詰まっているのだそうです。その窒素を宿主である豆に供給している。もっと詳しくいえば(調べると)この根粒の中で、大気中の窒素をニトロゲナーゼによって還元してアンモニア態窒素に変換(←ウイキのコピペです)し、宿主に供給。
 窒素は畑の肥料の一つですからね。


 とれたての枝豆、おいしいですよね! 
 そして、これを今の時期に収穫しないでおけば、大豆になる。それで、納豆や豆腐や味噌ができる!
 最強たんぱく質。根粒菌、ありがとう(ところで、枝豆の根には、必ず根粒菌がつくのでしょうか?)

2冊の課題図書のゆくえ

2021年08月16日 | 自作紹介
           
 
 『俳句ステップ!』は、京都新聞主催の「お話を絵にするコンクール」の、そして、

 

 『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』は、岩手県の夏休み課題図書になっています。

 岩手の夏休みはそろそろ終わり。
 このところ、○マゾンの動きを見てて、あ~、ちびちび売れてるなあと思っていたのですが、とうとう在庫がなくなりました。
 感想文を書くために、(絵を描くため)早めに入手しなくては! どうぞ書店さんにありますように・・。
 小学生のみんな! がんばれー。
 『アテルイ』の感想は、平和って何かっていうことを書いたらいいんじゃないかな。自分が住んでいる地域のはるか昔に思いを飛ばしてみると、何か見える景色があるかも。
 『俳句ステップ!』の絵は、イシヤマアズサさんの絵がめっちゃかわいいのですが、それをそのまま描いちゃダメ。当たりまえと思われるかもですが、私は小学生のときにやったことがあるんです。挿絵をそのまま絵にして出したの。そしたら、ぜんぜん評価されませんでした。自分では、上手なプロの絵をそのままそっくり描けた! ってだけで、案外満足してたんですけどね。学校の絵は独創性を求められるから。

 なんて、作者の余計なお世話でした。

『ぼく森』~岩手日報こども新聞でご紹介いただきました

2021年08月15日 | 自作紹介
          

 『ぼく森』こと『ぼくらは森で生まれかわった』を8月10日、岩手日報子ども新聞でご紹介いただきました。
 事前にお電話をいただいたとき、プロフィールの確認で、『しゅるしゅるぱん』や『オオカミのお札』を書いていただけるようなので(新人賞や協会賞受賞作ということで)、よかったら、岩手県の夏休み課題図書になっている『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』も書いていただけませんか? とお願いしました(図々しい笑)。字数で可能でしたらというお返事だったのですが、ちゃんと入れてくださっています。ありがとうございます!!

 『ぼく森』、そして『アテルイ』。大人の方にもぜひ読んでいただきたいです。自粛中の夏休み。親子での読書にどうぞよろしくお願いいたします。

  

高校野球。地元を応援するこの気持ちはなんでしょうね笑。秋田明桜高校、勝ちました。ピッチャーの風間選手は塩山の出身のようです。金足農業のときは公立の農業高校ということで、全員秋田、しかも秋田市周辺の中学出身というのが嬉しかったけど、明桜は私立なので、強い選手を招いています。でも風間選手、数ある野球強豪校ではなく秋田に来たというところで、応援します! 名前が投打。とうた? 親御さんの期待が詰まってます。

 先日、散歩をしていたら、家の前で野球の親子が練習をしていました。お父さん星一徹(古い)ほどではないけど厳しそうでした。今スポーツ選手はみんな幼いときからのトレーニングで育っています。と、そのあたりを考えると首をかしげる部分も出てきて・・・。
 さあ、このあと明桜はどこまでいけるか。
 応援しますよ。

 

かわいい人達~箒草(ほうきぐさ・コキア)

2021年08月14日 | 自作紹介
           

 散歩途中の道にこんな子達が!

 かわいいです。
 きっとこの塀の中のお宅が植えて、それが増えてきたのでしょうね。

  

 小さい子達がお話を聞いているみたいです。

『俳句をつくろう』ご紹介いただきました。

2021年08月13日 | 自作紹介
 ご紹介いただきました。

  児童文学作家楠章子さんのブログ クスクスこんな日 (← クリックで飛びます)

  児童文学作家赤羽じゅんこさんのブログ 三日坊主日記

 ありがとうございます!!
  (←クリックで飛びます)

 

マスク KF94

2021年08月12日 | 日記
        

 こちらのマスクがいいと聞いて、購入しました。
 国産のを選んだつもりでしたが、届いたのは韓国産。でも、これはもともと韓国が最初に作ったものなのだそうで、問題はなさそう。

 つけてみると、上下左右に隙間がほとんどなく、また内側には余裕があり苦しくありません。
 日常の買い物程度なら、布製でいいかなと思っていますが、人と会ったり電車に乗ったりするときは、これにしたいと思います。

 ウレタンマスクや上が空いたフェイスフィールドをしている人がよくテレビに映っていますが、危ないです。マスクが手に入らず並んで買った時期もあることを考えたら、今はこのように性能のいいマスクがすぐに手に入るので、使ったほうがいいと思います。

 (追記 8、14  このマスク、使い捨てですが、数日の使用はOKだそうです。感染してそうな人と接触があった場合は、即捨てること。と、知り合いのお医者様がおっしゃっていました。洗って使うのかと思ったら、その必要もないとのことです)


あ。きょうは2回、ブログ更新です。
 以前は、毎朝7時に投稿していた時期もあり、その後、7~8時台が続き、毎日じゃなくなったり、最近は夕方から夜にしていました。朝毎日してたときは、目覚ましがわりに見てるという方もいらしたんですが、その後、毎日じゃなくなったら、見なくなっちゃってと言われ、そうかそういうものかと思ったんですが、どうしようかな。
 しばらく気ままにやらせていただきますので、お気軽にご覧ください。

雨がつづきそうです

2021年08月12日 | 日記
  これからしばらく雨が続くとのこと。
  災害がまた起こらないことを祈ります。

    

  うちにいた家守なんですが、実は暑さのせいでしょうか、死んでいるのが見つかりました。庭に埋めました。家を守ってくれていると、現れると嬉しかったので、ショックです。

  このことがわかったのは、一週間ほどまえ。
  昨夜はよく眠れず(家守のせいではなく)。
  こんな日は仕事をして過ごすしかありません。仕事があってよかった。くよくよせず、目の前のことをがんばります。
  ツイッターに書き込みをする気にもなれず、元気のないブログですみません。

  

残暑

2021年08月11日 | 自然観察
  立秋も過ぎ、暦ではもう秋です。 この暑さ、残暑です。
  台風も来ましたしね。
 
    継子の尻拭い(ママコノシリヌグイ 茎のトゲトゲが痛そうです。

  臭木(クサギ)。ちょっと丸まったところがはじけて、青い実がつきます。まわりは濃いピンクになって、きれいな実。楽しみです。

 これらはまだ夏の草花。
 散歩道には、アメリカセンダングサが実をつけ始めています。これから、秋草になっていきます。草の実(秋の季語)になっていきますね。

 本日、ショックなミスを発見。落ち込んでいます。
 一晩眠ったら少しはいいかな。誠実に対処するしかない。
 夕飯作る元気になれず(今ひとりだし)、にんじんポタージュ(レトルト)と枝豆(冷凍)だけですませて、今は納豆食べてビール飲んでます。

梅ドレッシング

2021年08月10日 | 日記
          

 今年作った梅干しは、以前も書きましたが、実は3分の1くらい皮が破けてしまいました。
 でも、それは別容器に入れておいて、ちびちび食べています。
 何より、この梅肉で作るドレッシングがおいしい!! 
 
 梅肉の他は、オリーブオイル、酢、塩、こしょう。全て適当です。

 今回のサラダ、もうちょっと見栄えよく盛りつけてって感じですね。紫蘇、きゅうり、豆苗、茗荷、あと竹輪。こんな和風テイストがあいますが、洋風でももちろんOK.なんでもござれです。
 毎日、タマネギをスライスして、らっきょう酢に漬けたものも食べていますが、それにかけてもおいしい。

 竹輪は、最近のお気に入りです。タンパク質摂取です。鶏のササミを茹でたのも、いいですね。

 梅ドレッシング、数日分を作っておいて使っています。翌日くらいになると、こんなふうにきれいなオレンジ色になるのも、いい感じ。お酢の作用でしょうか。

 今晩は、童話塾のズーム会議。
 

子どもの本は大人にも読んでいただきたい

2021年08月09日 | 自作紹介
『わくわく子ども俳句スクール』を監修してくださった辻桃子先生が、自宅に来た方にこの本を見せたところ「これ、大人も読めるわね」とおっしゃっていたとのこと。ここ、私はとても大事なところだと思っています。
 この本に限らず、子どもの本は子どもだけが読むものではありません。
 大人が読んでつまらない本を、子どもがどうして楽しめましょうか。
 同じ人間です。

 アーノルドローベル の『がまくんとかえるくん』、レオレオー二の絵本、大人が読んで、ぐぐっと来るものがある。
 これをもう大人だからと読まないのは、もったいないです。

 『わくわく子ども俳句スクール』も、メインの対象は教科書に俳句が出てくる3年生以上と設定しましたが、マンガやイラストをたくさん使い、もっと小さい子でも、ところどころ拾い読みができる。そして、知識欲の出てきた6年生でも満足できる、そして、大人が読んでも「へえ。俳句って、気楽に作れそう。そして、深い」と思ってもらえる内容を意識しました。
   
     四コママンガは、どの年代でも楽しんでいただけるのではないでしょうか。

稲の花と無花果(イチヂク)

2021年08月08日 | 自然観察
            
  
 今年のお盆も私は帰省できません。
 ワクチン接種2回目から2週間が、10日。でも、その時期に移動するのは、自粛したいです。
 他にも家でなければできない予定もあり月末か来月初めから稲刈りまで、あっちに行けたらいいな。今は夫が行っています。

 そうだった・・。ホントは今の時期岩手に行ってるはずだったので、ズームでの勉強会など申し込みができずにいたのです(あっちのネット環境ではズームは無理なので)。で、はっと今日ある勉強会に今からでも間に合う? なんて聞いてみましたが、もちろん無理でしたー。あっちでもズームくらいできるようにしようかなあ。

 写真は、送られてきたものです。イチヂクも大きくなり始めているようです。私が行くころには食べられるかな。

 

 このままだと東京の感染者が3万人を超えると予想している方もいらっしゃいます。そうなったら、また考えなくてはなりません。
 

「俳句をつくろう」をご紹介いただきました。「牧康子の部屋」

2021年08月07日 | 自作紹介
          

 牧康子さんは、「童子」副編集長です。
 長く雑誌編集のお仕事をされていて、退職後は小説を書いて、いろいろな賞をご受賞されています。今年2冊目の単行本もご出版予定とのこと。
 HP「牧康子の部屋」(←クリックでHPへとびます)は、毎月1回の更新という雑誌形式。俳句、エッセイ、トピックスときっちり誌面も充実していて、今月の本の紹介で、書いていただきました。
 実は牧康子さん(俳号は牧やすこさん)からは、写真のご提供をいただいているのです。ありがとうございました。

 『わくわく子ども俳句スクール』を書くことになってから、私も常にカメラを持ち、使えそうな写真を集めていました。でも、うーん、もっといい写真ないかなと、ぎりぎりで別の写真にさしかえたり・・。
 子どもの写真は講座や授業のものは、顔がわかっています。これはちゃんと許諾をいただいているもの。なかなか、そのあたりが難しくて、勉強になりました。

リーダーの素質

2021年08月06日 | 日記
 広島で、日本の首相が原稿の一部を読み落としたことがニュースで流れました。
 原稿を読むだけ という評価から、原稿を読むことすらできないに・・。しかも「原爆」を「げんぱつ」と読み違えてもいる? 

 首相に限らず、政治家の多くがリーダーとしてどうなの? と首をかしげざるを得ません。
 児童文学を書いていて、驚いているんですが、最近は学級委員や児童会長というのがなく、グループリーダーとか、複数の子が学級代表という形をとってたりするようです。その地域や学校によって違うのかとも思うのですが。リーダーとして、クラスをまとめる、先生とやりとりをする。これはかなりのプレッシャーと力量が必要なこと。それを経験せず、大人になった人が政治家になっている場合があるのでしょうか。
 今の首相も、同級生だった方が、目立たない存在だったようなコメントをしていました。そういう方が政治家になって庶民の気持ちを代弁してくれるのはいい。でも残念ながら、首相の器ではないのでは? 目は口ほどに物を言うという言葉があります。あの首相のうつろな目には国民が映っていないように思えます。でも、あの方が党首である党を選んだのは、国民です。

 若い人に早くワクチン接種してくださいと呼びかけながら、予約が取れないという矛盾。
 東京都は感染者が5000人を超えました。それでも、パラリンピックをやるのでしょうか。
 数ヶ月前には、8月には、ワクチン接種がいきわたり、秋にはほっと一息ついているかと思っていたのに・・。          『わくわく子ども俳句スクール』の葉奈々先生とチュン吉

 金メダルをかじってしまう、某市長もいました。ずれまくってます。


鬼剣舞(みちのく芸能祭り)今年も中止に

2021年08月04日 | 日記
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 『ぼくらは森で生まれかわった』の中で、「鬼舞」として書いているのは、岩手県北上市で毎年8月第一土曜日曜に開催されている「みちのく芸能祭り」。古くから鬼剣舞と呼ばれているものです。
 東北三大祭りには入っていませんが、私は一推しです。
 勇壮なその舞は、『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』の中で、エミシ達が舞う踊りのモデルとしても使わせていただきました。
  
 
 鬼の面をつけ、剣を持って踊るのですが、鬼の角はありません。鬼ではなく仏とのこと。
 アクロバットのような面もあり、幻想的な面もあり、ぜひ一度ごらんになっていただきたい。
 ところが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止。今年は展勝地という北上川沿いの公園とさくらホールで縮小して開催されるはずでした。ところが、この一ヶ月の感染状況が芳しくなく、とうとう見送られることになったとか。残念です。
 この祭りと北上川の花火、トロッコ送り。来年こそは開催されていただきたい。 
 宮尾和孝さんが書いてくださった「鬼舞」(鬼剣舞)です。

8月~『ぼく森』より

2021年08月02日 | 自作紹介
  8月ですね。
 『ぼく森』こと、『ぼくらは森で生まれかわった』の中でも、8月になる章があります。

 八月になった。
 ああ、八月か。そう思った瞬間、足もとがぐらついたような気がした。
 水底にいて浅瀬から深みに一歩入ったようで、草原を歩いていて深いしげみに入ってしまったようで、ころばないように、足に力を入れてしまう。
 まわりの緑は深みを増し、セミの鳴き声はいっそう激しい。
 でも緑はやがておとろえるし、セミは死んでいく。その断片がそんなに遠くないところに見えかくれしてもいる。
 あいかわらず暑い毎日だけど、あしたもあさっても暑いだろうけど、その先には秋があるんだろうなとちらっと思う。


 小説の中でレトリックを多用すると、「くさく」なってしまいます。作家ひとりが酔ったような描写にならないよう、注意しなくてはと思っています。
 この部分、どうでしょう。私は気に入っているんですが。