fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

第7回「童話塾in東北」そして、第1回みちのく童話賞授賞式、終了しました!

2021年10月17日 | 活動
 昨年はコロナで中止。今年は初のオンラインでの開催でした。
 第一部は森川成美さんによる講演。森川さんは、なんともう50冊以上の本を出版されているとのこと! すごいです。
 中には『マレスケの虹』のように協会賞を受賞している作品もあるのですが、今回は東北と関連した作品に絞ってご講演くださいました。これは、すばらしいことです。『さよ 十二歳の刺客』『福島のはなさかじいさん』にまつわること。
 聴いているのは、まだ創作を始めたばかりの方もいれば、何冊も本を出している作家もいます。焦点の当て方が難しかったでしょうに、さすがでした。パワポも見やすく、準備万端! 
 自分の作品を客観的に見ることが大事というの・・やらなきゃ! 鏡を見るときは、いい角度でしか見ないというのは、私のことをいわれているような気がしました。でも、そうなんだな。突き放して見なくては。

 第二部は、児童文学なんだりかんだり。 小グループに分かれて、話をするコーナーでした。私はみちのく童話賞ご受賞した二人を含めた6人部屋を担当。もっと話したかった! 何か参考になっていただけたらいいのですが。

 そしてそして、終了後はみちのく童話賞の授賞式。3名の方がご出席くださいました。パソコン画面のこちらとあちらで、賞状を授与(事前に賞状はお送りさせていただいていました)。大賞のみどりネコさんのご挨拶には、皆が胸を打たれました。みちのく童話賞、やってよかった! 
 さ、私はきょうからみちのくへ! 
 岩手の畑の菊

パソコン、新しくなりました。

2021年10月16日 | 日記
 いろいろ設定に手間取ります。
 とりあえず、ネットは見られますが、まだ一太郎やワードが入ってません。
 仕事は、あちらで。
 昨日、今日とズームの練習会、講座とあったので、新しいほうでお試し。
 パソコンの回線速度に関しても、来月は私が講師の講座があるので、速い回線速度のルータを二か月レンタルしました。
 自分、よくわかっていません。

 スマホは、だいぶ慣れたけど、メールが入るたびに、お知らせが鳴るのをなんとかしたい。必要なメールだけ、鳴るようにできるはずですよね。
 それから、今までは、ショートメールが無料だったので、それで連絡をとってた方が数人。こっちは、なんとかラインでやりとりしないと。

 娘のおさがりのアイフォンを数か月使っていたので、1からじゃなかったのがよかった。これ、1からだったら気が滅入ったと思います。

  カリンが成っています。

荻(オギ)と芒(ススキ・薄)の違い

2021年10月15日 | 自然観察
 2012年に「荻と芒の違い」というブログ記事を書いています。
 毎年、この時期になると、その記事へのアクセスが案外あります。その記事を久しぶりに読んでみて、ぎょぎょっ。結局わかってないと書いてあります。訪れた皆様すみません。

 荻と芒の違い、私、今はわかります!

 芒は株で増える。荻は、地下茎で広がる。なので、芒は固まった感じなんです。一面に等間隔で広がっているのは、荻です!

 そこを押さえたら、見ていて、あっ、これは芒、これは荻 とわかります。荻の方が多いようにも思えますし、お月見のときなんかは、まあ荻を芒のつもりで供えてもOKかなと思います。

  

   
 これは、どちらも薄(芒)かな。一株から出ている感じ、わかるでしょうか? 
 
 ススキには、ノギ(これが、芒という文字なので、ややこしい)という、細い糸のようなものが先端から出ます。
 不思議と、こういうのって一度わかると、次からはぱっと判別できるんです。
 
 

 

出遅れました~インフルエンザの予防接種

2021年10月14日 | 日記
 新型コロナウイルスワクチンを二回接種しましたが、インフルエンザの予防接種もしたほうがいい、でも今年は供給が少ないという話を耳にし、本日行きつけの医院に電話してみました。
 もう予約がいっぱい。次にワクチンの入荷はいつかわからない・・。2医院がそうでした。もう一件、一度くらいそこで接種をしたことがあるところは、昨年そこで接種した方のみ受けつけているとのこと。まあ、そうでしょうね。普段かかってない人がインフルエンザだけ、来られてもってところだと思います。
 来週岩手に行くので、あちらでトライします。近所の医院に電話をしたら、予約ではなく来院順とのことでした。
 
 先日、秋田の小児科医の敦子さんからいろいろお話をうかがえましたが、11月12月は、この状態で感染はあまりないだろう、もしかしたら年末年始の状況次第で第6波が・・? ワクチン接種3回目も、したほうがいいとのことでした。

  柿落葉 小さなカタツムリがついてました。これから冬眠でしょうか。

 ずーっと旅行をしてなかったので、1つ申し込みました。これは一人旅。娘一家とも近場旅行をするかも。油断せず、動きます。

『ながれぼしのランドセル』光丘真理作・コマツシンヤ絵(フレーベル館)

2021年10月13日 | 本の紹介
          

 光丘真理さんの新刊です。
 一年生にとって、ランドセルというのは特別なものですね。
 だいすけにとっては、おじいちゃんに買ってもらった、流れ星がついているこのランドセルはなおさらでした。ところが、となりの席になったのぶや君が、まったく同じランドセルを持っていたのです。
 のぶやくんのお父さんは南極観測隊にいて、長く会うことができません。ランドセルだけではなく、下敷きも星がちりばめられたようなものでした。
 そんなある日、のぶやくんの大事な下敷きがなくなってしまいます。
 そして、なぜかその下敷きが、家に帰ったらだいすけのランドセルに入っていたのです。しかも・・。
 
 入学してまもなく、友だちができるかな? どうかな? という時期に起こる出来事。二人の小さい胸がはりさけそうになっているのが、文章を読んでいて伝わってきます。

 きっと、子ども達、自分の身に置き換えて、読んでくれるのではないでしょうか。
 光丘さんにとって、初の幼年ものとのこと。これから、もっとこのような繊細な作品が生まれそうです。

10月のサルスベリ~そして『家守神①』校了

2021年10月11日 | 自然観察
               

 たまに、まだ一房くらい花をつけている木がありますが、ほどんとこんな感じです。
 来月発売予定の『家守神①妖しいやつらがひそむ家』の舞台となる家の庭に、このサルスベリの木があります。
 直接ストーリーと絡んではきませんが、背景としてとても大事に書いています。
 サルスベリは、7月~9月くらいまで長く咲いている花。作品は夏休み直前の7月なのですが、この物語の背景として、きちんと季節の変化をとらえておきたいなと思っています。
 この実が落ちて、つるつるの木だけになるのは、いつ頃? 春はどんな感じ?
 毎日のように歩いているところにある木なのに、春どのように葉が出ていたか? 記憶にありません。生まれ育った家の庭にもあったのに。

     

 その『家守神①』本日校了となりました。
 ぎりぎりまで、細かい直しのご連絡をいただき、フレーベル館さんには感謝しかありません。他の本もそうなのですが、編集者さんのいろいろあれこれのご指摘ご提案があって、ここまできています。
 このあと、印刷、配本、そして営業の方のお力で、本は巣立っていきます。
 もうちょっと、頑張れ! あ、②は、まだまだ私が頑張らなくては、です。頑張ります。
 
 

臭木の実

2021年10月10日 | 自然観察
            

 うちの近所に木があって、夏、白い花を咲かせていて、実がなるのを楽しみにしてたのに、なんとばっさりと伐られてしまって・・。
 今日某所で見つけたので、パチリ。

 この青い実と赤いがくのコントラスト、見事です。
 
 こんどインフルエンザの心配もしなくてはなりませんね。予防接種したほうがいいのでしょうか。
 人混みには、まだしばらく行かないほうがいいようです。
 映画「MINMATA」、観たいけど、映画館は密閉された空間なので・・。岩手の映画館なら大丈夫かな(これまで、いつもすかすかだったので)。

やっとガラケー脱却

2021年10月09日 | 日記
 やっとスマホになりました・・。
 もたもたしてます。
 電話が来ても、ぱっと出ることができず、もたもた。そして切れて、こちらからかけ直しています。
 機能の10パーセントくらいしか使ってないんじゃないかな。

 

 「家守神①妖しいやつらがひそむ家」念校(最後のゲラ)チェックをしてましたが、まだまだ直しがあります。いつもここで、(なぜ、もっと前にここ、気づかない!)と落ち込みます。(あ、きのうも同じこと書いていた)
 でも、自分で読んでいて、あきません。おもしろいです。どうぞよろしくお願いいたします。

 ①なので、②もあります。③もあります。きょうは③のための資料を図書館から借りてもきました。図書館ありがたい

新刊『家守神①妖しいやつらがひそむ家』ネットで先読みができます!

2021年10月08日 | 自作紹介
 ネットギャラリー というサイトがあります(クリックすると、飛びます)
 会員登録(無料)すると、そこで紹介されるこれから出る本を、先読みができるというサービスです。発売前の前宣伝として、レビューを書いていただくためです。
      
      

 今、念校という最後の校正中。ああ~、なぜ今まだこんなに赤が・・・。といつものことなのですが、頭を抱えつつやっています。本になって出てからでは、直すことができませんから。
 どうぞよろしくお願いいたします。

俳句の接続力

2021年10月07日 | 俳句
 先日、寄せていた新聞から必要な記事を切り抜くという作業をしていました。
 すると、その記事の上に、俳人神野紗希さんがかかれた、「俳句はいま」というコーナーがあり、その回が「外部の世界と接続する力」でした。
 読んでいて、なるほど~。

 俳句は季語を介して人間社会の外部、はるか広い世界と接続する力がある。
 また小島健さんという俳人の言葉として、「俳句には自他を慰め、励ます強い力、言わば『俳句力』がある」を引用。その「俳句力」とは、私たちもまたこの世界の命の一つであるという、孤独と連帯を再認識する力なのかもしれない。 と結んでいました。

 私は、本の力として、このコロナ禍の中、本を開くとどんな遠いところへも、時には異世界へも行くことができる とあちこちで(でもないか?)言っています。でも、「接続」というのも、またそうだなあと思った次第です。ぴょーんとワープするのではなく、繋がりを感じることができる。決して孤立しているのではないのです。

     

 空気が澄んで、富士山が見える季節にもなってきました。
 富士と私が立っている間には、空気の層があるけれど、距離は同じなのに、見えるときと見えないときがある。
 この感覚が、実は新作につながっています。(なんのこっちゃ? 『家守神①妖しいやつらがひそむ家』ぜひ、お読みください)←宣伝かい! はい。よろしくお願いいたします。

     
 

みちのく童話賞受賞作品集「ひかり」

2021年10月06日 | 活動
 みちのく童話賞の作品集を作りました。


 応募してくださった方全員、協賛、後援いただいた団体や個人の皆さま、メッセージエールをくださった作家さん、いろいろお世話になった方にお送りしました。(あれ、写真がモノクロ・・。表紙はコスモス色です)

 表紙のイラストは、おのかつこさん。
 絵本『ふかふか』でデビューをされた画家さんです。かわいいでしょ。おのさんの銅版画、以前から大ファンなのです。
 受賞作品も、こうしてまとめると、バラエティに富んでいながら根底には何か通じるものがあります。それはやはり「東北」の方のもつあたたかさじゃないかなと思っています。
 また最終選考委員の4人が選評を書いてますが、こちらも、皆さんさすがです。(すみません、私も入ってますが、堀米薫さん、野泉マヤさん、佐々木ひとみさんです)

 このような作品集を作るのは、私は初めてだったのですが、スタッフのひとり、ちばるりこさんが、とてもよくわかっていて、いろいろ教えてくださいました。
 HPのアップ、管理は全て、井嶋敦子さん。
 みちのく童話賞スタッフは、全員児童文学作家であり、人によっては他のお仕事もしています。そんな中、皆さん本当に力を合わせ、実行することができたし、第2回にも向かっています。

 先日このブログで、サポーターのお願いをいたしましたところ、すぐに数人からお申し出もいただきました。感謝しかありません。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 なお、佳作までの作品は、「児童文芸」12月1月号にも全文掲載されます。こちらは、日本児童文芸家協会HPからご購入いただけます。作品集は、もう残わずかなため、ご興味のあるかたは、12月発売のそちらをご購入くださいますよう、お願いいたします。

『夢の夢こそ』牧康子(新潮社)

2021年10月05日 | 本の紹介
              

 所属している俳句結社「童子」副編集長の牧康子(俳号は、牧やすこ)さんの、2冊目となる小説が発売されました!
 やすこさんは、長年主婦の友社の編集者として、インテリア雑誌などを作ってらした方で、でもずっと小説家を志してもいたのです。定年後、本腰を入れ小説に取り組み、いろいろな賞をご受賞されています。
 とくに表題の「夢の夢こそ」は、福井県のさばえ近松文学賞で近松賞をご受賞されたもの!
 以前にも拝読していましたが、改めて味わい深い作品だと思いました。ラストがいい。予想を裏切ってくれるというのは、大事。それがあるんです。
 そして、どの主人公も丁寧な暮らしをしている。これはやすこさんの暮らしが反映されているのだと思います。
 そして俳人ならではの視点も。四季折々の描写がこの小説にアクセント奥行きを与えています。

 最近の芥川賞作品などは、実は私はついていけない。私から上の年代はそういう方が多いのではないでしょうか。『夢は夢こそ』は、そういうことがありません。どの文章もしっかりと伝わってきます。そして自分の日常の延長にある物語として味わうことができます。
 短編集なので、夜寝る前に1作品ずつ読むのがお勧めです。

 このたびは、新潮社からの発売ということで、リアル書店、ネット書店でも購入できます。ぜひ、お読みください。
 こういう小説が書きたくなりました。あ~、だめだ。今は目の前のことをきちんとやらなきゃ。

新刊のお知らせ~『家守神①妖しいやつらがひそむ家』

2021年10月04日 | 自作紹介
 新刊の予約が始まっています。
 11月5日発売とのこと。(ネット予約で知りました)

 
  
 初のエンタメシリーズです! 
 「家守神」がメインタイトル。1巻は、拓という主人公が母の再婚で引っ越してきた家で、ぞくぞくっということが起こります。さあ、彼らの正体は? 
 
 表紙に出ている左が拓。右にいるのは、鶴吉さん。裏表紙には別のキャラが3人います。それはまたお楽しみ。アマゾンでは、3枚くらい中の挿絵も見られるようになっています。(赤の文字をクリックすると、飛びます)

 イラストは、トミイマサコさんです。最初にラフをいただいたとき、嬉しかったなあ。キャラが一気にくっきりしました! そうそう、こんな感じ! さすがです。
 この4人のキャラ、結構長くあたためていたんです。なので、こうして形になって嬉しい。
 この表紙、書店で見せて売っていただきたいです! どうぞよろしくお願いいたします。
 フレーベル館の編集者さんには、本当にいろいろあれこれお導きいただきました。2巻、3巻と続くので、そこまで見越して設定しないと、矛盾が出てきてしまうのです。
 おかげで、とても読みやすく、楽しい本になりました。
 どうぞお楽しみに!

 これから発売にかけて、少しずつ、この『家守神』関連のことを書かせていただきますね! 

秋日和

2021年10月03日 | 日記
         
 背高泡立草

 秋日和で気持ちのいい気候です。

 

 おいしいものも、いろいろ。
 衣替えもしました。でも、最近はノースリーブやかなり薄い夏物だけしまい、半袖もかなり残しています。出すのは、真冬のもの。衣装箱1つ分の出し入れですんでいます。

 みちのく童話賞の作品集の発送をしました。応募者全員の他、協賛をいただいた皆さま、お世話になった皆さま。
 中に来年のためのご協力のお願いの手紙を入れています。
 みちのく童話賞実行委員会は、東北在住ゆかりの児童作家有志で立ち上げた団体です。運営には、皆さまのご協力があってこそ。ぜひご協力をお願いいたします。新たなご協賛(次回は、サポーター枠も設けました)も大歓迎です。

 企業・団体の皆さま
 一口 5000円 6口以上 協賛としてHP・次回の作品集などに掲載
          1口~5口  サポーターとして、HPに掲載

 個人の皆さま
 一口 2000円 サポーターとして、HPに掲載(匿名可)

 ご協力いただける方は、メール(このブログのメッセージでも可)でお声かけください。
 どうぞよろしくお願いいたします。  みちのく童話賞実行委員会委員長 おおぎやなぎちか

『俳句ステップ!』3刷になりました!

2021年10月02日 | 自作紹介
          

 『俳句ステップ!』が3刷となり、見本を送っていただきました。
 初版が昨年の8月なので、1年とちょっと。3刷というのは、本当に嬉しいです。
 
  
 どうぞこれからも、末永くお願いいたします。

 また、
 これは、作家の北川チハルさんが送ってくださった画像。子ども新聞の投稿コーナーにあったそうで、「人生を変えた一冊」として、『どこどこ山はどこにある』をあげてくれています。ううう。子どもさんのこういう反応ほど、嬉しいものはありません。
この本もいい本です(自分で言っちゃいますよ)。ぜひ、長く読んでいただきたいです。
 どうぞよろしくお願いいたします。