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今週末…というか、もう明後日に迫ってしまったが、
2日に弓場さつき門下生によるオカリナの発表会がある。
今年の会場は、この山梨市にある「花かげホール」。
館内にこのホールの名称となった童謡の「花かげ」の歌詞が掲げてある。
この町出身の大村主計が作詞したものだ。
末っ子だった主計には姉はるえがいた。
少年の頃、姉は桜吹雪の下を人力車にゆられて隣村の塩山に嫁いでいった。
涙ながらに姉の花嫁姿を見送った切ない思い出を、主計が二十歳の時に
一夜で書き上げたのが、この童謡『花かげ』である。
歌詞にでてくる桜吹雪」は、主計の菩提寺である山梨県塩山の禅寺・
向嶽寺の桜だという。因みに、向嶽寺にも花かげの碑がある。
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今、ホールの回りにある桜は3部咲きで、発表会の日には桜吹雪とまではいかないが、
この歌を偲んでみるのもいいかもしれない…
十五夜お月様 一人ぼち
桜吹雪の 花かげに
花嫁姿の お姉さま
俥にゆられて 行きました