うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

力を込めて歩こう

2015年10月28日 | 日記

空気が冷えてまいりましたね。

おはようございます。

 

基本素足の私も、最近はようやく靴下を履くようになりました。

昨日は、新しい降ろしたての靴下で出勤。

ほんの些細な事ではありますが、

新しいモノを身に付ける、

ただそれだけで、心地よい緊張感が得られるのです。

 

「ねぇ、カカト、破れてるよ。」

この一言で、緊張感は別物に変わる。

靴下にツッカケという、さりげなく破天荒な装いが災いとなり、

破れたカカト部分が、露わになる。丸見えだ。

(なんでだ?新品だぞ、おい!)

戸惑う時間など、許されぬ私は、破れたカカト部分をずらす。

(とにかく、足の裏で大人しくしていろ!)

しかし、さすが新品。生地の張りが違う。

すぐさま、カカトへ戻ってしまう。

ならばと思い、凸なカカト部分を内側に凹に入れ込んで、力の限り踏み、

歩行時もずれぬよう細心の注意をはらい、すり足歩行を試みる。

が、努力虚しく、やはりカカトへ戻る。

(もう、やってらんない・・・)

諦めかけた時、はっと気が付いた。

靴下を、上下逆にしたらいいのだと。

「カカトに穴」より、「甲に穴」。この方が、なんとなくマシだ。

 

やれやれと安堵したのも、つかの間。

親指、出てる。

逆足の靴下から。

(おいおい、なんだい?)

つま先の開いたツッカケでは知らん顔はできまい。丸見えだ。

今度ばかりは、先ほどの方法が通用しない事を悟る。

履き替えたところで、今度は小指が出るだけだ。

いずれにせよ、指が出るという事実は変わらないのだ。

 

結局私は、親指部分を摘まんで、絞り、親指と人差し指の間に挟み込み、

終始グーにしてやり過ごしたのでした。

一瞬も気の抜くことない、一日でした。

夕方には力尽き、親指出っ放しで帰りました。

 

おい、おたま!

おばちゃん頑張ったんだぞ!パーをね

 

 

グーにして頑張ったのだ!

 

 

「ヒッヒッヒッヒ」

笑うな!

 

あや 「おばちゃん たいへん だったのね」

お前の方こそ大変そうだなぁ!