日曜日、実家の父がひょいっと参りました。
我が家のおじさんも、ちょうど在宅という事で、
そんな休日のおじさんのために、
父、武勇伝を語る。
昔よ、会社の駐車場にヒョッコリ野良犬が3匹現れてなぁ。
そん頃、野良猫が住み着いておったから、
こりゃあかん、猫が危ないと思ったんや。
わしはまず、犬達に優しく言ってやってよ。
「な~んだ、こらぁ。どうしたんや、こらぁ。」てな。
ところがだ。あんにゃろども、ウゥーって唸りやがって、
わしは、
「なんだ、こらー!やるんか、なんだこらー!
お前達が、そーゆー態度なら、わしにも考えがあるぞー、なんだこらー!」つってな。
でもあかん、全然引こうとせんのや。
「おうおう、そうか。なんだ、こらよ。
寄ってたかって卑怯じゃねーか、なんだ、こらよー!」とな。
で、わしはがっと睨みつけて、
「なんだ?こらー!負けんぞぉ。なんだ?こらー!」となってよ。
なんだ、こら!お、なんだ、こら!なんだこら、なんだこら、なんだこら・・・・
この話、その後も「なんだこら」ばかりになるので、もう止めておきましょう。
抱っこ嫌いな、あやだって、爺ちゃんなら大丈夫。
爺 「なぁんだ、こら~、あやさんよ~ 」
うめさんは、昔っから爺さん大好き。
爺 「うーめさんよ。なーんだこーらよ。」
うめ 「じーさんも なーんだこーらよ」
男と男の止まぬ「なんだこら」愛
おたま 「じーちゃん じーちゃん じーちゃん」
爺 「おたまー。なんだこらー!」
おたま 「じーちゃーん なんだこらなんだこら」
爺とおたま 「なんだこらなんだこら なんだこらなんだこらなんだこら・・・」
要は、無事野良犬の説得に成功し、野良猫を守った。
そういう事でした。
今日は「なんだこら」のバリエーションだけで、
動物と話せる、爺さんのお話。