うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

高倉さん、読者さん、下品ですみません。

2015年10月04日 | 日記

おはようございます。

みなさんは、映画「南極物語」を

ご存知でしょうか?

高倉健さんの、遺作でもあります。

 

16歳の私は、

当時ごく一部の友人と、

たまにビデオ上映会を開催しておりました。

その記念すべき、第1回めの上映会の日の事だ。

「今日、おかっぱの家行っていい?

ついに、いいのが、手に入ったから!」

私の両親は共働きで、留守がちなゆえ、

何かにつけ、我が家に集まるようになっていた。

私は、少し考えて、

「い・・いいよ、ついに観るか!」

とこそこそ話していると、背後から担任の先生が、

「何、見るんだ?」と聞いてくる。

驚いた私は、とっさに、

「南極物語を観るのです。」と笑顔で告げた。

 

が、しかし、それは、苦し紛れの嘘に過ぎなかった。

 本当は、大人のビデオ勉強会だ。

あれは、ある日の事だ。

お兄ちゃんが居る友人の、

「うちの兄ちゃん、

ベッドの下にいやらしいビデオ、隠しでんの」という告白から、

この勉強会の企画が持ち上がったのだ。

入念な作戦の元、その数日後、

彼女はついに、お兄ちゃんのベッドの下から、

ビデオをこっそり持ち出すことに成功し、

晴れて、この上映会を開く事が出来たという訳だ。

 

何も知らぬ田舎の娘達。

キッスの味おろか、

フォークダンス以外で殿方の手の感触すら知らぬ、娘達。

トンボの交尾くらいしか見た事のない、

純真無垢な田舎の娘達。

ついに、

制服のスカートからジャージをチラつかせながらの上映会の始まりだ。

 

まず、お菓子の袋を開け、

ボーリボーリ摘みながら、ビデオは再生される。

きゃーきゃー!と騒ぎながら、お菓子はみるみる減っていく。

なんか変な男ー!タイプじゃないしー!と、両手にお菓子をつまむ。

その時だ。

早々に本題が動き出す。

キッス?これがキッス?ドラマで観たキッスと違うんですけど・・・

そう呆気に取られた娘達の手から、ポトッとお菓子が落ちた。

 

そんな我々の戸惑いを知ってか知らずか、ビデオの中の大人達は、

めくるめく快楽へと突き進み、えげつなく繰り広げられる光景に、

どんどんモザイクが映り込み出し、

ついには、恋に恋する娘達は、

みな無言となった。

座り直す余裕もなく、石のように不動となり、

瞬きも出来ない事態に陥る。

こうして、

ビデオの中の大人達の大人げない喘ぎ声が響く中、

テンションガタ落ちの娘達を置いてけぼりにしたまま、

大人の時間は過ぎてゆくのだった。

 

 

その翌朝、先生は「南極物語」の感想を聞きたがった。

生徒達は口々に、

「それは、もう、なんたって高倉さんが、

すごいったりゃありゃしない!無茶しすぎだから。」と息巻き、

「あれが現実なんですか、先生!」と大人を責め、

「無理です、私無理です、できません!」と嘆き、

「男って、さいてー!」と男性教師を軽蔑の目で睨んだ。

その時先生は、そんな生徒達に押されながらも、

「厳しい環境の中での事だからな!

かわいそうだが、どうしようもない事もあるんだよ!

でも、あれは、観る価値のある、素晴らしい映画だったろう!」

と、力強く諭したのだった。

 

こうして、日常を取り戻した頃、

友人は、また、いいのが手に入る。

少しの勇気を手にした我らは、

更なる大人の世界へと階段を登るのだった。

「南極物語、行きますか」

 

よって、今日はきくのセクシーショットをね。

セクシー

 

ポーズ!キメ!

今日は、お色気むんむんの記事であった!

 

きく「ちょっと まってろよ」

 

きく「まず すわるから まってろよ」

 

きく「よし」

 

きく「さわやかな にちように しもねたか! めくそはなくそやろうめ!」

 

[コメント御礼コーナー]

ケラさん、ありがとうございます。  こちらこそ、よろしくお願いします。いつでも、厳しくつっ込んでください。 


うめの闘病1週間(5)

2015年10月04日 | うめの闘病

9月27日(日)

うめ、血尿。

何度もトイレに行ってはイキむが、

尿が出ず、血がポタポタと落ちる。

膀胱炎だ!

急きょ、常備していたステロイドを飲ませて様子見。

その後、排尿が出来たので明日まで待つ。

 

9月28日(月)

病院にて、輸液。

やはり尿検査で、潜血(+)、結晶無し。

膀胱炎で間違いなしという事で、

抗生剤と消炎剤を一週間投薬することになった。

診察を終え、待合室に戻ると、そこはネコパニックだった。

あっちの子が鳴けば、こっちの子も鳴き、

結局、6重唱となる。

悲鳴なのだが、

やはり、ネコはかわいいとほくそ笑む。

 

9月29日(火)

うめ、なぜか、すこぶる元気。

膀胱炎の薬のせいか?

強制給餌は嫌なはずだが、

「食べる!生きる!」と言わんばかりに

腹減ったと詰め寄ってくるので、

では頑張りましょうということで、流動食の分量を少し増やす。

 

9月30日(水)

病院にて、輸液。

すごーく暗い顔の院長。

昨日、患者さん(犬)がお亡くなりになって凹んでいる様子。

以前、食べたい物は何でもたくさん食べさせて良いと言っていたのに、

「うめさん、せっかく頑張ってんだもん。もっと長生きして欲しいから、

おやつはあんまり増やさん方がいいやんね~」とぶれ出す院長。

昨日を引きずるな!元気出せ!と心で応援する次第。

 

10月1日(木)

強制給餌の最中、うめがしきりにえづくのが気になり、

a/d缶+チューブダイエット(高栄養食)の味がくど過ぎるのか?と思い、他ネコで調査。

あや・うんこ・きくは、「要らぬ。」

おたまは、「上手い。」

よねは、「寝てる。」

私は、「おうぇ、う・・う・・・おうぇ」となる。

おじさんは、「ぶーっ」となる。

結果、解らぬまま、一旦チューブダイエット(高栄養食)を混ぜず

a/d缶だけにして様子を見ることにする。

 

10月2日(金)

病院にて、輸液。

「ねえ、おかっぱさん!

USJって外国の企業が買収したの知ってる?」

と院長が聞いてくる。

どーでもいい! 銀行がどーだってんだ!と、家で話したら、

我が家のおじさんが、

「それは、UFJ銀行。

買収されるのは、大阪のテーマパークですよ。」と。

ん?・・・どーでもいい!

 

10月3日(土)

病院にて、輸液。

今朝、どうやらオネショをした、うめさん。

大丈夫、大丈夫!私なんて、寝グソした事あるぞ!

 

 

〇排尿  1日に3回

〇排便  1日に約1回(便軟化剤使用)

〇体重  3.32kg(土曜、病院にて)

〇食事

・a/d缶(1/4量)+カリナール1・2を1日に2回強制給餌にて。

 

3年前から、何度も膀胱炎を発症するようになった、うめさん。

院長いわく、うめさんの膀胱炎はストレス性。

当然、腎機能が低下している事で発症しやすいだろうが、

引き金は、ストレス。

 

うめのストレス・・・

うめが膀胱炎になると、私はいつも大騒ぎ。

急いで、病院に連れて行かないといけないが、

その前に、採尿採尿とバタバタする。

そしていつも、うめに言う。

「うめさん、私の病気、もらってくれんでいいんだぞ!」と。

そう、私の体調が悪い時に限って、

うめは膀胱炎を発症するのだ。

 

そういえば、6年前

私は突然、この家から消えた。

何日も帰らなかった。

クモ膜下出血で倒れたのだ。

 

三途の川の手前から引き返して来た私は、

相当、ボケていた。

そして、頭部の一部がハゲていた。

 

それか?

それが、膀胱炎の原因か?

私の体調が崩れると、

また更に、

ボケるんじゃないか、ハゲるんじゃないかと心配で?

ん?違いますか?

 

きっと、

また私が居なくなるかもしれないと、

そう不安に思うからなのでしょうね。

うめのストレスの原因は、

私の不調だ。

ねーちゃんは、どっこも行かんぞ、うめ。