うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

冬の来客

2016年12月08日 | 日記

会社のトイレには窓があるのだが、

私は入るたび、開いている窓を閉めるのだ。

 

おはようございます。

毎回閉めているのに、次入る時は必ず窓が全開だ。

誰や!誰が開けとるんや!と苛立ちながら窓を閉めるのだが、

理由は、足長バチにある。

 

トイレの近くに巣があるのだろう。

窓が開いていると、ハチがトイレ内に入って来てしまうんだ。

だから、毎回閉めているのに、

誰かが、また開けるという、

静かなイタチごっこの日々に、うんざりしていた。

 

足長バチは、決して獰猛なハチではない。

益虫とも言われているし、むやみに刺してくるような奴でもない。

そんなに恐れる事はないのだが、

だからって、奴の前でパンツは脱げない。

私は、そんな女じゃない。

 

私は、昔から様々なハチに刺されてきた。

ミツバチさん。彼は命を懸けて刺してきた。

なぜ、なーんもしてない私に命を懸けてまで刺したのか・・・

 

クマンバチさん。彼も、超が付くほど温厚なハチだ。

なぜ、なーんもしてない通りすがりの私を、

しかもズボン越しの私のケツを刺したのか・・・

 

便所バチさん。本当は何ていうハチだったんだい?

実は、便所バチの正体はアブの類いだから、刺したりしない。

君の見た目が、あまりにも便所バチに似てるから、

君に刺された時、皆に「おかっぱ、便所バチに刺された」って

笑われたじゃん。

もちろん、なーんもしてないのにさ。

 

足長バチにも、もちろん刺された事がある。

当然なーんもしてないけど、気まぐれに刺された。

案外、痛いよ。

 

だからなのだ。

だから、私は会社の窓を執拗に閉める事に拘るんだ。

しかし先日、やっぱり開いていた窓から、奴が入って来た。

悲鳴を挙げそうになったが、様子が違う。

なんだか、色艶も悪く、くたびれた感じの足長バチだった。

その姿を見て、悲鳴を挙がる代わりに、

「外は寒いからな。そこで、体を休めな。」

そう呟いた。

そして私は、そおっと音も立てずに、

奴の前でパンツを下ろしたのだった。

 

負けたよ。お前の頑張りに、負けたのさ。

私は、そういう女さ!

 

我が家にも、虫が迷い込んできた。

ブ~~~ン

 

ピタ!

 

あや、集中~!

※あやは、ゴキブリ大以上の虫は苦手である。

 

おたま、やっと虫を見つけられた模様。

※おたまは、小さな虫を見つけるのが下手なのである。

 

やみくもな、おたま。

※おたまは、ちょっとアレなのである。

 

2匹とも、ロックオン!

※「この辺」って書いたつもりなのである。

 

扉を動かしてみる、あや。

※あやは、頭がいいのである。

 

ドン!

※虫飛ばずで、あえなく失敗なのである。

 

おたま、虫を観る事すら、叶わない。

※おたまは、ちょっとアレなのである。

 

しばらくすると、

あやは、それでも諦めず、

 

おたまは・・・

寝てしまった。

家の中は暖かいもんな。

そこで、体を休めな・・・・