うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

トナカイの子供は、賢い猫

2016年12月25日 | うんこの事

我が家には、

とんでもない名前を付けられた猫がいる。

それはそれは、とんでもない名前だ。

 

おはようございます。

その名は、うんこ。

うんこだ。

若いお嬢さんに限らず老若男女みなさん、うんちゃんと呼んで下るが、

お気遣い、ありがとうございます。

 

うんこが小さな頃は、うめと並んでよく窓から外を眺めていた。

その様子が、外を歩く人には親子に見えたらしく、

「そっくりな親子だねぇ。」と、声を掛けられていたものだ。

ゴージャスな純血種の親と、キジ猫の子だったが、確かに親子のようだった。

 

うめは、本当に出来た猫で、

きくとよねが、きくとうんこが、と猫同士の小競り合いが起こるたびに、

必ず走って行き、さりげなく間に入って両者を静めた。

うんこは、そんな小競り合いの常習犯だったが、今ではどうだ。

 

あの魔の土曜日、あやときくの間に亀裂が入り、

その亀裂が決定的で修復は難しいと判断したのは翌日の事。

高い棚から慎重に降りてきたきくを見るなり、

あやは、再び、総毛だって攻撃を仕掛けに飛び出した。

これが、きくを隔離する決定打だった。

 

実は、日が変わった頃には、2匹とも落ち着いていて、

案外ケロッとしているかもと高を括っていた私は、

咄嗟の事に驚いて、あやを追いかけた。

すぐに、きくから遠ざけて、あやを叱った。

「ダメじゃないか。あや!」

 

私が睨んでいると、あやは逃げもせず縮こまって固まっている。

あやは本来、攻撃的な性格ではなく、

むしろ怖がりで、元気ではあるが温和な猫だ。

怖がりだからこそ、攻撃をしてしまうのだろう。

分かっているのに、納得が出来ない私は、

更にあやを叱ろうと睨んでいた。

 

その時、トテトテと背後に近付く足音がした。

うんこだ。

ひざまずいて睨む、鬼の形相の私をじーっと見て、

床に着いている手に、ゴチンと頭突き、

今度は、縮こまるあやの頭を優しく叩いた。

 

笑っちゃったよね。

やられたよ、うんこにさ。

 

うめは、静かにさりげなく、うんこは、丸く和やかに。

ほんと、親子みたいだな。

でもさ、私もうんこの母さんだろ?

 

その母さんは、高を括っていたから、

呑気にブログのネタ用のコスプレしてたんだよな。

実は、上記の出来事中、ずっと、こんな格好だったんだよな。

 

怖かっただろうな、あや。

ねぇ、おじさん?

今じゃないの。

今の私は撮らんでいいの。

 

違うの。こういうのじゃないの。

こういう画像が撮りたかった訳じゃないの。

 

仕方ない、これで行くか・・・

皆さん、メリークリスマス!

 

おたま「なぜか、オラが被らされたぞ」

背後のうんこ「恥ずかしい。こんな母、恥かしい」

 

「サンタうんことトナカイ」という構図で撮影予定だったが、

我が家愉快な仲間達、相も変わらずバタバタでございましたとさ。