うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

丸いのが、得意だから

2016年12月29日 | 日記

12月30日は、母さんの誕生日なのだが、

えっとぉ・・・

母さん、いくつになるんだっけ?

 

おはようございます。

母さんは言う。

「知らん、忘れた。」

だよな、だよな。

 

そんな訳で、

昨日、だいたい78歳程度の母さんにプレゼントを持って行った。

いまだに毎夜、晩酌を欠かさない元気な母さんには、

やはり、これだ。

フルーティーで口当たりが軽い吟醸酒。

 

一足早い、誕生日プレゼントを渡すと、

母さんは言う。

「ふぁ、この酒、旨いヤツや。

わし、これなら一晩で全部飲めるんやぁ。」

やめとけ、母さん。

 

そんな元気な母さんは、最近編み物にハマっている。

いつも、ババァのお下がりをくれるお礼として、

我が家に眠っていた毛糸をあげたのをきっかけに、

編み物にドハマりした、母さん。

 

「わしよ、おたまの座布団、作ってやる。」

そう宣言した母さんに、

それは有難い、と頼んでみたところ、

出来上がったものは、イビツな丸い形の座布団だった。

 

正直いって、上手ではないと思ったが、

私は大げさに、凄い凄い、これは凄いな、母さん!と

喜んで受け取った。

結局、母さんは、

我が家のネコの数に合わせて、5枚の座布団を編んだ。

大きかったり、小さかったり、

上手く丸くなっていたり、楕円のようになっていたり、

それはそれは、個性的な座布団、5枚。

 

「ほれ、これがおたまのや。男の子やから青っぽいやろ?」

ラジャ!

おたま「婆ちゃんの匂いだするぞ」

 

「これは、真っ白や。お姫さんみたいな、きくに似合うぞ。」

ラジャ!

きく「お婆ちゃん、暖かいぞよ」

 

「ピンクは、2枚。よねとうんこのやぞ。」

ラジャ!

うんこ「ピンクって私にピッタリ。女子力あがる~」

 

よね「婆しゃんや。後ろの男、叩き起こしてええかのぅ?」

いいですよ。お願いします。

 

あや「ねぇねぇ、あやのは~?」

 

「あやはよ。ドブに落ちてたイメージが強いんや。

だからよ、表面はドブ色。裏に水色の裏地を付けてみたんや。」

こら、母さん!

あや「ど・・・ぶ・・・色?」

似合ってる似合ってる、可愛いぞ、あや!

 

次は何を編もうかと、考えている母さんに、

私は、丸いモノをいくつか、頭に浮かべるのだった。

 

おたま「ばあちゃ、ありがとな~」