うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

隠れ甘えん坊の優等生

2021年06月21日 | ほくろたれ蔵の事

たれ蔵の本当の名前は、

ほくろだ。

 

おはようございます。

甘えん坊の甘ったれだから、いつしか、たれ蔵と呼ぶようになってしまった。

でも普段、たれ蔵は、そんなに甘えては来ない。

甘えていたのは、ほんの2か月間だけだったんだ。

 

産まれたてホヤホヤの、のん太達がやってきたからね。

あれ以来、たれ蔵は甘ったれじゃなくなった。

一丁前の猫みたいに、暮らすようになった。

のん太達の面倒も、本当によく見てくれた。

 

たれ蔵はしっかり者の優等生になっていた。

そのくせ、たれ蔵という呼び名だけは、そのままになった。

今も、私はほくろとは呼ばない。

たれ蔵と呼ぶ。

 

ある日も、

「たれ蔵、どこ?たれちゃん、どこにいるの?」と探していた。

すると、たれ蔵は、部屋の隅っこで、毛布を口に咥えて揉んでいたんだ。

たれ蔵は、やっぱり甘えん坊の甘ったれだったんだ。

私は、すぐさま駆け寄って、

「たれ蔵、いつからそれを覚えたの?」と不思議に思った。

そして、「たれ蔵、ごめんな。」と、

たれ蔵を、慰めるように撫ぜた。

 

もっと、たれ蔵を甘えさせてやりたい。

私は、そう願ったんだ。

控えめな優等生たれ蔵を、見逃しちゃいけない。

たれちゃん、撫ぜ撫ぜして欲しいんだな?

 

いつだって、見逃してはいけない。

 

母ちゃんは、こんな状態だって、見逃さないぞ!

 

たれ蔵「母ちゃんが、なんか、怖いよ~」