うんこさんが、
すっかり落ち着いて、
いつも以上にご飯を食べている。
おはようございます。
そして、あやも、何の便乗か知らないが、
いつも以上に、ご飯を食べるようになった。
しかも、大きな声で催促をするようになったのだ。
これは、明らかに、のん太の影響だ。
とはいえ、のん太は、鳴かない。
私をじーっと見るという『おねだり方式』で、ご飯を催促する。
この、のん太の視線は、ある種のビームのように強力で、
テレビを観ている時、「はっ?!」として、
後ろを振り向くと、のん太が目からビームを撃っているという具合だ。
のん太の視線は、本当に百発百中で刺さる。
寝ている間、頭のリンゴを
矢で射貫かれる類いの悪夢を見たとしたら、
それはおそらく、眠りこけている私に、のん太がビームを撃っているに違いない。
注射を打たれる夢も、きっと、そうだし、
もしかすると、恋の矢が刺さる夢も、のん太のビームの仕業かもしれない。
ただ悪夢にうなされようと、私は寝たら起きない。
寝ている間だけは、のん太のビームに勝てるんだ。
横たわった私は、無敵だ。
催促に成功した、のん太の方はというと、
皿にほんの少し、ドライフードを入れてやり、
その半量をちょこっと食べるという食べ方をする。
皿に残したフードは、置いておいても、決して食べない。
袋から出したてホヤホヤのフードしか食べないと、
決意しているらしい。
この、どこぞの殿様みたいな食べ方を、
私が起きている間中、何度も繰り返す。
それを見て、学んでしまったのが、あやだ。
あやの武器は、なんといっても声だ。
すごく大きな声が出せる。
そして、延々と鳴き続けるエナジーを有している。
ただ、のん太との違いは、
出した分、残さず爆食いするという点だ。
ん~、偉いのかな?
残さないから、偉いのかな?
こんな感じで、かぶり付く。
凄いね。
さて、どうしたら、あやを止められるんだろうか・・・