うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

夢が、ぼんやり叶っているのか?失敗か?

2021年07月13日 | 日記

手が悪いっという言葉は、

この地方の年寄りならではの言葉でしょうか?

 

おはようございます。

私は、『手が悪い』。

辞書だと、方法が悪いという意味になるが、

私の手の悪さは、そういう意味ではなく、

ついうっかり、綺麗なお姉さんを触っちゃう・・・

というのは、手癖の悪さであって、

私の『手が悪い』というのは、

漬物を漬けると、必ず腐らすという、かなり限定的な悪さなのです。

 

我が手で、漬物を触ると、腐る!

そういう恐ろしい手なのだ。

 

お嫁さんだった頃も、

舅の梅干し作りを手伝うため、

干した梅を瓶に素手で数個放り込んで、全滅させた。

母の瓜の味噌漬けも、同じ要領で全滅させた。

そんな時、必ず、

「おかっぱは、手が悪いんやな」と言われたものだ。

 

しかし、自分の短所を人のせいにするタチの私は、

「バカな事、こいてるよ」という具合に、浅漬けを漬けた。

そうして、次の日、腐っていた。

 

そんな私の夢は、糠漬けを漬けることだった。

もちろん、諦めていた。

何度も、浅漬けを腐らせて、ようやく、

舅の梅干しも母さんの味噌漬けも、

私の手が悪かったんだと、認めるしかなかったからだ。

浅く漬けてなんぼの浅漬けさえ、腐らせるのに、

乳酸菌を育ててこその糠床の菌を、

生かせる自信は、私には、もうない。

 

けれど、

私が生涯一度でいいから、人に言ってみたい言葉は、

「おっしょはん、堪忍しておくれやす」と

「うちのぬか床、分けてあげようか?」だ。

それくらい、私は糠漬けに夢を持っていた。

 

そんな時!そんな時にですよ?

こんなん、見つけたー!

きゅうりと、この糠をチューブから出して、

ラップで巻いて約24時間、冷蔵庫に寝かせれば、

誰だって、作れちゃうという、優れものだ。

 

これなら、手が悪い私だって、

さすがに腐らせないだろう。

ということで、さっそく漬けてみた。

 

20時間後

ん~・・・・

ん~・・・・

なんだろう?

ちょっと漬かり過ぎた漬物的な、酸っぱさが気になる。

まさか、腐らせた酸味か?

糠漬けって、こんなに酸っぱかったっけ?

答えが分からない・・・

 

おい、おたま?

お前も、相変わらず正解の分からん寝方してるな?

 

ん~・・・

なんか、どことなく、変なんだよな~

 

おたま「おらのどこがだ?」

ん~・・・・

ん~・・・・

どこだろう?